ホンダソルテック、新型の薄膜太陽電池:変換効率は13%
2011年1月26日 15:58
ホンダの子会社で、太陽電池事業を手掛けるホンダソルテックは26日、新型の薄膜太陽電池を年内に発売すると発表した。太陽光エネルギーを電気エネルギーに変える効率は、現行モデルの11.6%から13%以上に向上する見込み。
同製品では、受光部分の性能を向上させるとともに、外周フレームなど受光部分以外の面積を小さくすることで、現行モデルと比較してモジュール変換効率が約1割向上した。既存設備で試作したプロトタイプでは、既に13.0%の変換効率を達成しており、発売に向けてさらに高水準を目指すという。
現行モデルからモジュール面積も約3分の2に小型化しており、面積あたりの設置効率も高めている。