「あかつき」、軌道投入実施後にセーフホールドモード
2010年12月8日 11:00
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は12月7日、日本初の金星探査機「あかつき」(PLANET-C)の金星周回軌道投入マヌーバを実施したが、通信が一時中断され、「あかつき」がセーフホールドモードに入ったと発表した。
発表によると、金星周回軌道投入マヌーバ(VOI-1)は日本時間12月7日8時49に実施され、軌道制御エンジンの噴射開始を確認したものの、予定時間が過ぎても通信が回復しなかった。10時28分に通信が回復したが、現在も低利得アンテナでしか通信できず、「あかつき」がセーフホールドモードに入っているという。
セーフホールドモードは探査機が電源と通信を確保するため、太陽電池パドルの面を太陽に正対させたままスピンがかかっている状態のことで、通信などの必要最小限の機能を除き、ほぼ全ての機能が停止している。また、現段階において、「あかつき」が金星の周回軌道に投入されたかどうかも不明で、JAXAは12月8日中にもデータを解析し、復旧に全力を挙げるとしている。
■金星探査機「あかつき」の状況について(PDF)
http://www.jaxa.jp/countdown/f17/img/topics_20101207-3_j.pdf
【関連記事】
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