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【新規上場(IPO)銘柄】アンビスHDは医療施設型ホスピス「医心館」を運営、上昇トレンド継続へ
アンビスホールディングス<7071>(JQS)は、10月9日に東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場した。同社は、「志とビジョンのある医療・介護で社会を元気に幸せに」を企業理念として、医療依存度の高い方を積極的に受け入れ、強固な看護・介護体制で慢性期及び終末期のケアを提供している。
医療施設型ホスピス「医心館」では、末期がんの方や人工呼吸器に頼らざるを得ない方、神経変性疾患等の特定疾患を持ってる方、障害のある方など、慢性期・終末期医療やケアを受けている方のなかには自宅や介護施設で療養生活を送りたくても、安心して療養生活を送ることが出来ない方のニーズに対応し、24時間365日看護師による安心・安全ケアと見守りを行っている。三重県、愛知県、岐阜県、新潟県、東京都、神奈川県、埼玉県、栃木県、山形県、岩手県に22施設(2019年11月20日時点)運営している。
前2019年9月期業績実績は、売上高53億6900万円(前の期比73.0%増)、営業利益9億900万円(同2.1倍)、経常利益8億6400万円(同2.1倍)、純利益6億200万円(同2.1倍)に着地。地域医療ニーズにフィットした出店・運営戦略が奏功し、新規開設施設の稼働率が想定を上回ったことが寄与し、計画を上振れした。
今20年9月期業績予想は、売上高83億8600万円(前期比56.2%増)、営業利益15億円(同64.9%増)、経常利益13億9000万円(同60.2%増)、純利益10億300万円(同66.4%増)を見込む。年間配当は期末一括12円(同6円増)を予定している。新たに9施設程度の出店(19年11月20日時点で2施設は出店済み)を計画している。
株価は、10月10日につけた上場来安値3775円から11月27日日に上場来高値6700円と上昇した後、モミ合っている。医療施設型ホスピス「医心館」の出店拡大に加え、重症心身障害児、医療的ケア児まで受け入れ対象者を拡大、地域医療再生事業への取組と中長期的な成長余地が広がる。6000円割れで下値を固めており、押し目買い優位に上値を伸ばし、上昇トレンドが続くと予想する。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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