AKB総選挙、結婚宣言の裏で株をあげたメンバーは?

2017年6月21日 18:56

印刷

 NMB48須藤凛々花の、総選挙での結婚宣言は、今や、彼女を擁護した者も、攻撃した者も炎上するという、ネット民らしい展開を見せているが、そんな中、一人株をあげたメンバーがいるという。

【こちらも】王道vs邪道!? AKB総選挙から見えた次世代戦争のテーマ

 彼女の名前は中野麗来。

 NMB48の4期生、17歳のメンバーだ。まだ高校生ではあるが、NMB加入は中学生のときになるため、在籍期間でいうと、かなり古株のほうに入る。

 なぜ、注目を浴びたかというと、問題の須藤のコメント(結婚宣言)のときに、口をぽかんと大きくあけ、怒っているのか泣いているのか、よくわからない表情を浮かべていたのが、放送で思い切り抜かれたのがきっかけ。

 フジテレビ『バイキング』では、MCの坂上忍が、須藤の話題のときに「一つだけ言えるのは、あの口を開けてた子は売れるね」といい、ゲストだったサンドウィッチマンの伊達も「面白い」と話したのである。

 NMB48は、誰もが知る人気グループではあるが、活動の中心は関西であるため、なかなか全国区の知名度では弱い部分がある。山本彩以外ということになると、卒業した渡辺美優紀や山田菜々ぐらいしか思い浮かばないという人も多いだろう。

 それだけに、東京のキー局で名前が出たことは大きいのである。

 中野麗来(れいな)も、研究生時代には、かなり期待されたメンバーで、中学生ながら色気のある整った顔立ちを武器に、それでいて、ギャガー(ギャグマシーン)として、元気一杯一発ギャグを披露し、劇場やラジオでも活動の場を広げていた。

 だが正規メンバーになってからは、体調を崩したりしたこともあって少々伸び悩み、今回の選挙でも圏外になってしまっている。(話がそれるが、NMBは関西ということもあって、お笑い担当とか、ギャガーといった年少メンバーがよく出てくるのだが、中学を卒業したあたりで、伸び悩んだり路線変更をするメンバーが多い。というのも、なまじルックスがいいため、成長と共にキャラとの乖離に悩むのではないかと思われる)。

 しかしながら、それこそ岡田奈々がスピーチで報われてほしいといった、「コツコツ頑張るメンバー」の一人であり、NMBへの愛情や先輩としての責任感などは人一倍であるという。

 今回の衝撃的な結婚宣言は、確かにネガティブなイメージでとらえられてしまうであろうが、そのことで、逆にチャンスをつかむ、頑張ってきたメンバーがいるのであれば、どこか救われるような気がすることも確かなのだ。(記事:潜水亭沈没・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事