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ユーロ週間見通し:GDP速報値に注目、ストレステストへの懸念も
記事提供元:フィスコ
*18:48JST ユーロ週間見通し:GDP速報値に注目、ストレステストへの懸念も
■ユーロ強含み、欧州中央銀行定例理事会での金融政策の現状維持で」
先週のユーロ・ドルは上昇した。欧州中央銀行定例理事会で現状の金融政策の維持が決定されたこと、証券市場プログラム(SMP)の不胎化措置の解除が協議されなかったことで、1.3477ドルから1.3642ドルまで買われた。
ユーロ・円は、欧州中央銀行定例理事会での金融政策の現状維持を受けて、136円23銭から139円61銭まで上昇した。
取引レンジ:ユーロ・ドル1.3477ドル-1.3642ドル、ユーロ・円136円23銭-139円61銭。
■ユーロ圏10-12月期国内総生産(GDP)速報値に要注目
今週のユーロ・ドルは、ユーロ圏10-12月期の国内総生産(GDP)速報値に注目する展開となる。欧州中央銀行(ECB)によるユーロ圏金融機関のストレステスト(健全性審査)により銀行貸出が縮小する可能性が懸念されており、上げ渋る展開が予想される。
ユーロ・円は、新興国通貨不安などからリスク回避の円買い圧力が強まる展開が予想される。
主な予定は、12日(水):(ユーロ圏)12月鉱工業生産、14日(金):(ユーロ圏)12月貿易収支、(ユーロ圏)10-12月期域内総生産速報値。
予想レンジ:ユーロ・円136円00銭-141円00銭/ユーロ・ドル1.3300ドル-1.3800ドル《TN》
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