岡田和生氏がウィン・リゾーツの取締役を辞任

プレスリリース発表元企業:Kazuo Okada

配信日時: 2013-02-27 14:34:00

岡田氏は「私が保有していたウィン・リゾーツの約20%の株式をスティーブ・ウィン氏が30%の割引価格で強制的に買い戻したことに対して引き続き争う」と表明

(ラスベガス)- (ビジネスワイヤ) -- 岡田和生氏は本日、ウィン・リゾーツの取締役を辞任し、同時に以下の声明を発表しました。

「2000年以来、スティーブ・ウィン氏は周到な作戦を画策して私を欺いてきました。ウィン氏の行動は、私たちの友情、私たちの間で締結された経営契約、2002年に締結された株主契約、そして最終的に株式会社ユニバーサルエンターテインメント(UEC)を裏切りました。

2000年の当初の合意では、ウィン氏と私は対等なパートナーになるという話でした。しかし、ウィン氏は自らの裁量で変更に次ぐ変更を画策しました。その変更は、対等なパートナーである私の意図を無視するだけでなく、パートナーの私に損害を与えるものでもありました。さらに、ウィン氏はパートナーの私に隠してマカオに法人を設立し、現物出資を装ってアルゼからマカオに資金を不正流用しただけでなく、ウィン氏は個人的利益を得て背信行為も犯しています。

2000年に最初に結ばれた株主契約は、対等な関係という精神の下に締結されました。しかし現在、この契約でウィン・リゾーツ・リミテッド(「ウィン・リゾーツ」または「会社」)に出す取締役の数は同じとするという規定があるにもかかわらず、ウィン・リゾーツは株主総会を開いて私を取締役から解任しようと画策しています。この株主総会を計画したという純然たる事実だけでも、明らかに株主契約に違反しています。

加えて、ウィン氏はUECのフィリピン・プロジェクトが株主契約の「競業避止」義務に違反していると主張しているようですが、そもそも競業避止条項の適用はラスベガスとマカオに限定されています。したがって、フィリピン・プロジェクトがラスベガスやマカオと競合するという主張には一切根拠がありません。さらに、フィリピン・プロジェクトについては3年以上前にウィン氏とウィン・リゾーツに対して開示しており、その後ウィン氏自身がフィリピンを訪れて自分も協力すると述べています。したがって、フィリピン・プロジェクトが競業を構成するという現段階での非難には法的根拠がありません。

私とウィン氏およびウィン・リゾーツ間の訴訟に関する書類に記載されているように、ウィン氏は会社内での自身の権力に対抗する私の排除を目的として、また会社がウィン氏の指示の下にマカオでとった行動の是非について私が尋ねたことへの報復としてこの作戦を実行しました。ウィン氏の行動は、私、私たちの友情、私たちの協力関係、私たちの契約、そして会社そのものを裏切りました。具体的には、マカオ大学開発基金への1億3500万ドルの寄付に対して私が正当な質問をし、最終的に反対したことをウィン氏は利用しました。この寄付は、対等のパートナーである私に全く相談なしに決定され、明確な目的や理由もありませんでした。ウィン氏はこの一件を絶好の機会として利用し、「独立的」と称するフリー報告書(Freeh Report)を用いて私に「不適任」のレッテルを貼ったのです。

ウィン氏の指示の下に、ウィン・リゾーツ取締役会は上場企業のUECが保有していたウィン・リゾーツの株式を奪い取り、私の取締役解任を目指しただけでなく、会社が行ったマカオのコタイ地区に関する取引の調査を私が取締役として繰り返し要求した際にも無視しました。私が具体的に要求したにもかかわらず、ウィン・リゾーツが取得したコタイの土地使用権に関する私の懸念について会社(または会社の委員会)が調査する時期や、実際に調査するかどうかについても、会社は私への説明を拒否しました。取締役会はまた、私がこれらの内容に関する議論に参加できないという立場を取りました。それどころか、2013年1月29日に、会社はマカオの取引に関する5年前の一連の書類を株主に伏せておくことに協力しないことを理由に、私と私の弁護士を訴えると脅しました。

その書類は単なる契約書であり、秘密書類でもなければ秘密保持条項すら含まれません。この契約書は、会社が謎の中国企業と締結したものです。その中国企業の社長は「ホーホー」としてのみ知られる男で、中国メディアの報道によれば明らかに中国政府の関係組織で上級職に就いており、その人物のものとされる名刺にもその肩書が記載されています。

そうだとすれば、前述したコタイの土地使用権に関するウィン氏の一連の行為は、海外腐敗行為防止法に違反している可能性があります。これは皮肉なことに、ウィン氏自身がウィン・リゾーツから私を排除しようとする試みの中で、ライセンスを管理・取得するウィン・リゾーツにとって脅威と見なされる十分な根拠としてさまざまなところで主張しているのと同じ状況です。したがって、私が主張した通り、ウィン氏の上記の行為はさらに調査する必要があります。私の知るかぎり、ネバダ州賭博管理委員会は、コタイの件に関してウィン氏とウィン・リゾーツへの調査を完了していません。加えて、コタイの土地やウィン氏とウィン・リゾーツによる莫大な寄付に関する前述の行為は、両者が私と株主の利益に損害を与えた可能性、そして両者が証券法に違反した可能性に関する疑義への十分な根拠を示すものです。

私はウィン氏が最も辛い日々を過ごしていた一時期に支援の手を差し伸べ、会社の前身である事業体の経営を軌道に乗せるための重要な資金として2億6000万ドルを拠出しました。当時は、ウィン氏への投資を考える人はほかに誰もいませんでした。私たちは、ラスベガスの自己改革を支援しました。その2年後、私はマカオへの初進出を目指したこの会社に、さらに1億2000万ドルを出資しました。それにもかかわらず、私、その他の取締役、株主のいずれも、今日に至るまでそれらの資金に関する会計報告を受け取っていません。私は会社の株式公開時にさらに7500万ドルを出資し、私の総出資額は4億5500万ドルになりました。私が投資したことで、私たちはウィン・リゾーツとして知られる会社を生み出し、その会社を過去10年間で125億ドルの大手ゲーム・カジノ企業に成長させました。

ウィン氏が私の資金を必要としていた時、ウィン氏と会社にとって私は願ってもない存在でした。ウィン氏は私を「パートナー」、「友人」と呼びました。2004年に、ウィン氏は宣誓の下に「岡田氏のように協力的で、長期的な考えを持ち、無私の投資ができる人が現れるとは夢にも思わなかった」と述べています。2008年には、ウィン氏は投資コミュニティーに対して、「これまでの人生で出会った人の中で最も岡田和生氏が好きだ」と語りました。そして、ウィン・リゾーツ取締役会が私の適格性に関する「懸念」(取締役会が決して深く抱いたわけではない懸念)を抱いたとされる数カ月後の2011年4月に、取締役会は私を取締役に再任し、「会社の業務に多大な価値」を追加し、「会社の戦略的ビジョンに不可欠」である私の立候補を支持するよう株主に助言しています。

しかし、株主契約の条項に則って私が保有していたこの会社の約20%の株式を、その株主契約を無視して30%割引という信じ難い価格で強制的に買い戻したことで、ウィン氏は現在、私が共同で設立し、心から愛し、その継続的な成功に深く関わってきたウィン・リゾーツのあらゆる監督や関与から私を事実上排除しようと試みています。

しかし、私を排除する試みを含めたウィン氏の陰謀は、最初から深刻なほころびが目立っています。まず、「不適任」という理由で私をウィン・リゾーツから排除する根拠とされるフリー報告書は、ぞんざいで不適切に作成されただけでなく、いくつかの明らかな誤りが含まれています。さらに、2012年12月30日付けの朝日新聞の報道によれば、フィリピンの規制当局は私も私が所属するUECも優遇措置を求めていないことを確認しています。したがって、私に「不適任」というレッテルを貼ろうとするウィン氏の試みは既に失敗しています。

それにもかかわらず、ウィン氏は私が取締役会で仕事を続ける理由はもはやないとする筋書きを引き続き画策しています。ウィン氏の指示と要求によるこの筋書きは、ことあるごとに私を傷つけています。それはウィン氏のあらゆる思いつきに影響しているようですが、ウィン・リゾーツの株主のために独立的な立場で発言する私の能力を妨げるものでもあります。私は、ウィン氏が元従業員と共謀し、メディアを操作してフィリピンでの協力を要請した件に関して、ウィン氏が途方もない隠蔽工作を行ったとも聞きました。

極めて非倫理的と思われる行動をとる会社の取締役会で仕事をすることは、もはや適当とは思えません。スティーブ・ウィン氏の不正行為と思われる件に関して速やかに調査するようにという私の合理的な要求を拒否した取締役会は、すなわちウィン氏の独裁下に置かれており、本来の機能を果たしていません。したがって、上記の理由により、私はウィン・リゾーツの取締役を本日付けで辞任します。

私の信用を傷つけようとしてウィン氏が実行した周到な作戦が直接的な原因となって忠実な投資家を失ったことに関して、ウィン氏は株主の質問に答える必要があります。私は、ウィン・リゾーツの大きな成功に貢献した献身的で勤勉な従業員と、この会社を支えてくれた一般株主の皆さまの幸運を引き続き願っています。しかし、意図的に排除された私は、もはや道義を重んじて傍観することはできません。その間に、スティーブ・ウィン氏とその取締役会内部の実行役は、著しく事実と異なり会社の株主に対して誤解を招く数多くの記述を含む委任状に基づく決議を推進しています。この委任状が事実を公平かつ誠実に提示しているとは到底言えず、そうしたものはウィン・リゾーツのすべての株主に害を及ぼすというのが私の主張です。

今後は、UECの経営とその継続的な成長を確保するために引き続き力を注ぎます。当社は最近、新しいパチスロのゲームや機械の好調な販売実績に基づいて業績予想を修正し、世界的な娯楽企業としての今後の見通しに自信を持っています。同時に、当社のフィリピンへの投資は、マニラベイリゾーツを世界トップクラスのカジノリゾートに育て上げて大きな成功を生み出すことを目指すものです。当社は確固とした計画の下で、100万平方メートルを超す土地に2つの高級カジノホテル、小売店、商業スペースを備えた比類のないリゾートを開発しており、それは世界で最も壮大なカジノにも対抗できるものです。

私は、私が保有していたウィン・リゾーツの約20%の株式をスティーブ・ウィン氏が30%の割引価格で強制的に買い戻したことに対して引き続き争う覚悟です。私はウィン・リゾーツの取締役を辞任しますが、UECとアルゼUSAはネバダ州裁判所に提出したウィン・リゾーツに対する申し立てに関して強力に訴えを続け、私も自身の名声と評判を守る闘いを今後も継続する所存です。」

岡田氏はウィン・リゾーツ・リミテッドの共同創設者で、株式会社ユニバーサルエンターテインメントの創業者で会長です。

この訴訟で岡田氏を代表するのは、モルガン・ルイス&バッキアス法律事務所です。

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