IRENA、2030年までに再生可能エネルギーを倍増するロードマップを発表

プレスリリース発表元企業:International Renewable Energy Agency

配信日時: 2013-01-15 17:06:00

IRENA、2030年までに再生可能エネルギーを倍増するロードマップを発表

(アラブ首長国連邦アブダビ)- (ビジネスワイヤ) -- アブダビで開催された国際再生可能エネルギー機関(IRENA)総会で、新たな世界的ロードマップが発表されました。このロードマップは、国際的な努力により再生可能エネルギーの割合を2030年までに倍増させることは達成可能であるけれども、その実現には現在の拡大ペースを大幅に速めなければならないとしています。

150カ国以上が参加した2日間の総会は、再生可能エネルギーの普及を促進するための指針を協議する世界有数の会合となりました。

REMAP 2030プロセスは、世界各国の専門家と政策担当者を集め、現在の再生可能エネルギー予測と国連事務総長が提言する「すべての人のための持続可能エネルギー」イニシアチブが定める目標の間の差を評価するものです。

最初の結論としては、目標達成には再生可能エネルギー源による発電、送電網の拡大、持続可能なバイオマス、発熱源としての再生可能エネルギーの使用への投資を大幅に加速させる必要が示されています。世界的な再生可能エネルギー源による発電は、2011年の約110ギガワットに対し、年に150ギガワット以上の拡大を進めて行く必要があります。

IRENA事務局長のアドナン・アミンは、次のように述べています。「REMAP 2030は世界で再生可能エネルギーの割合を倍増させるという国際的な目標を達成する上で、私たちが直面している問題を浮き彫りにしています。よいニュースとして、コストの低下、技術の普及、世界各国での実現に向けた政策の実行が挙げられます。正しい政策的意志を持つことにより、再生可能なクリーンエネルギーを電力源とする世界を実現することが可能なのです。」

編集者への注記

159カ国と欧州連合より委任を受けた国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、あらゆる形態の再生可能エネルギーの持続可能な使用を促進し、再生可能エネルギーに関する協力と情報交換の世界的拠点として活動する機関です。2011年に正式に設立されたIRENAは、中東を本拠とする最初の主要な国際組織です。

*配信元:ME NewsWire

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。





連絡先
For more information, or to arrange interviews, please contact:
IRENA
Mark Turner, +971554936813
mturner@irena.org
or
Neil MacDonald, +971506411789
NMacDonald@irena.org
or
Amina Abdulrahman, +971506354486
aabdulrahman@irena.org

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ