砥石の精密なドレスとモニタリングを実現する高周波ロータリドレッサ「SD-020 S001AE」を発売

プレスリリース発表元企業:セイコーインスツル株式会社

配信日時: 2017-11-16 10:00:00

セイコーインスツル株式会社(社長:村上 斉、本社:千葉県千葉市、以下:SII)は、SEIKOの内面研削盤シリーズより、砥石の精密なドレス(*)とモニタリングを実現する、AEセンサ付高周波ロータリドレッサ「SD-020 S001AE」を11月16日より販売開始いたします。
(*)ドレス(目立て):砥石の表面を研いで、切れ味をよくすること

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/143198/img_143198_1.jpg


高周波ロータリドレッサは内面研削盤に組み込まれ、摩耗した砥石をダイヤでドレスすることによって、内面研削盤の加工精度維持に貢献します。

今回、新たにラインナップされた「SD-020 S001AE」は、自社従来品に対して剛性を2.5倍、最高回転数を2倍に向上させながら、同等のコンパクトさを実現しています。さらに砥石とダイヤの接触を検知するAEセンサを内蔵することができ、ドレスをモニタリングすることが可能です。これにより、無駄時間の削減等、効率的かつ安定的なドレスを実現します。

SIIは腕時計製造で培ったノウハウを活かし、半世紀以上にわたり小径部品の内面を研削する内面研削盤を製造、販売しております。今後販売する内面研削盤にも、新製品高周波ロータリドレッサ「SD-020 S001AE」を搭載していきます。


■ 【主な特長】
1.高剛性
自社従来品比2.5倍の剛性で、低振動を実現します。
2.高速回転
自社従来品比2倍の回転速度で、精密なドレスを実現します。
3.2チャンネルAEセンサ搭載
砥石とダイヤの接触を検知するAEセンサを内蔵することで、効率的かつ安定的なドレスを実現します。
4.小型化
小型サイズを維持しながら、高剛性、高速回転を実現しました。


■ 【外形】
本体寸法:AE付 60×64×77mm、AE無 60×64×61mm(横・縦・長さ)
本体重量:AE付 2kg、AE無 1.8kg


■ 【仕様】
最高回転数:20,000min‐1
回転方向:正逆両方向
定格出力:100W
定格トルク:0.05N・m
静剛性:ラジアル 18N/μm 参考値
静的振れ精度:ラジアル 2μm以下、スラスト 2μm以下

【製品価格】 オープン価格

【年間販売目標台数】 50本(初年度)

【出荷開始日】 2017年11月

以上

【お客様】
セイコーインスツル株式会社
精機事業部 工機部 工機技術営業課
電話: 047-392-2091


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