「日本領海にはレアアースなど豊富な海底資源ある」【ドットコモディティ】

プレスリリース発表元企業:ドットコモディティ株式会社

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https://commodity-board.com/2011/05/futures-magazine.html

(7/3更新)
日本の領海で大規模なレアアースが発見されたとのニュースは、最近暗い報道ばかりが目立っていた日本にとって朗報である。レアアースは電気自動車などのハイテク製品の部品に必要な鉱物資源。今回、大学研究チームが日本の排他的経済水域である小笠原諸島・南鳥島周辺の海底に多く存在することを発見した。推定埋蔵量は国内需要の200年分以上というから驚きだ。

発見されたレアアースは南鳥島の南西約310キロの海底にあり、最高1700ppmの高濃度のレアアースが含まれているという。レアアースの中でも重要な元素は、陸上の鉱床より3~4倍多いという。同海域には1000平方キロの広範囲にレアアースの泥の鉱床があると推定され、埋蔵量は680万トン強と推定。日本のレアアース年間需要は約3万トン弱だから、単純計算で国内需要の230年分のレアアースが眠っていることになる。そればかりか分布は広範囲に及んでおり周辺には数千年かかっても使い切れないレアアースが眠っている可能性もあるという。採掘が可能となり、商業化が実現すれば中国から輸入しなくてもよいどころか世界有数のレアアース輸出国にのし上がる可能性もある。

日本海域には、今回発見されたレアアースだけでなく、豊富な海底資源がある。最も知られているのが次世代エネルギー資源と期待されているメタンハイグレード(methane hydrate)。この6月には兵庫県沖の日本海で予備調査が始まった。

メタンハイドレートは、天然ガスの主成分のメタンが低温高圧の環境で水と結合したシャーベット状の固形物質。「燃える氷」とも呼ばれ、深海底などにある。燃焼時の二酸化炭素の排出量が少なく、クリーン・エネルギーとして期待が高まっている。

日本のメタンハイドレートの資源量は、現時点でわかっているだけでも、天然ガス換算で7.35兆m3。この数量は、日本で消費される天然ガスの約100年分である。もし将来、石油や天然ガスが枯渇するか異常に価格が高騰し、海底のメタンハイドレートが低コストで採掘が可能となれば、日本は自国で消費するエネルギー量を賄える自主資源の持つ国になる。

ただし残念なことに、このメタンハイドレートは今のところ商業化されていない。固体状態で存在しているため通常の海底油田の採掘方法を応用したのでは採取できない。また南海トラフの海底地下メタンハイドレート鉱床では、現有する採掘技術を使用して採掘・生産しても経済的には全く引き合わないため、商業生産に向けた民間レベルでの採掘計画はほとんどないのが実情だ。

最後に、中国とは反対側の太平洋側に存在しているレアアースとメタンハイグレードであるが、この海域や領域についても今後中国が領土主張をしてくるとのブラック・ジョークもあるようだが笑ってはいられない。
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(本レポート筆者のご紹介)
「小針秀夫氏」
トーキョートレーダーズタイムズ代表取締役
東京工業品取引所日報編集長を経て、2001年にトーキョートレーダーズタイムズを設立。
現在は「コモディティ・ジャーナリスト」として各メディアで活躍中。

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<会社概要>
会社名 : ドットコモディティ株式会社(http://www.commodity.co.jp/
所在地 : 東京都渋谷区恵比寿1-21-8 セラ51 ビル6F
代表者 : 舟田 仁(じん)
資本金 : 18 億9,999 万円
事業内容:
1、商品先物取引法に基づく、商品デリバティブ取引およびそれに付随する業務
2、金融商品取引法に基づく、金融商品仲介業務およびそれに付随する業務
3、システム提供サービス及び上記1、2に付随するサービス提供業務


【付帯情報】
・「日本領海にはレアアースなど豊富な海底資源ある」
http://itm.news2u.net/items/output/100317/1


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