児童文学・新刊『ピラカンサの実るころ』発売!誰かとつがなる小さな勇気をくれる10の短編は、大人の一人読みにも。

プレスリリース発表元企業:図書出版浪速社

配信日時: 2017-08-23 11:30:00

『ピラカンサの実るころ』表紙

図書出版浪速社は、前作『赤い屋根』が話題になった著者の児童文学2作目、『ピラカンサの実るころ』を2017年9月1日全国主要書店で発売します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/134748/LL_img_134748_1.jpg
『ピラカンサの実るころ』表紙


【内容】
●真っ赤な実をたわわにつけるピラカンサに集まる美しいヒレンジャク。その姿を楽しみにしてきた老人と一人の少女の交流を描いた表題作(「ピラカンサの実るころ」)。
●きらきら輝くドングリを拾ったためにグーしか出せなくなったクマの子は、ずっとチョキしか出せなかった沢ガニの子の気持ちを知って……(「じゃんけんグー」)。
●塾の勉強に心まで押し潰されそうになった少年が抱く大空へのあこがれ(「紙飛行機」)。
●戦争の時代を支え合い懸命に生き抜いた家族のドラマに平和への祈りを込めた(「桜の振り袖」)など。

老いゆく者と巣立つ者の心の交流を描いた作品。いじめ、中学受験など今の子どもたちが直面する問題を取り上げながら、やさしいファンタジーにすくいとった作品など、読後のあたたかい10編を収めています。


【書籍情報】
タイトル:ピラカンサの実るころ
著者 :鳥居真知子
発売日 :9月1日
仕様 :A5判(上製本)・131ページ
定価 :1,000円(税別)
ISBN :978-4-88854-505-1 C8093
発行 :読売ライフ
発売 :図書出版浪速社


【著者略歴】
1951年三重県に生まれ、兵庫県の芦屋で育つ。1974年甲南大学文学部卒業。出産後、子育ての合間に児童文学を書き、『おはようおじさん』が三木市立図書館でビデオ化される。
1992年甲南大学大学院入学。修了後、同大学と神戸山手女子短期大学で非常勤講師として勤め、退職後、再び児童文学を書きはじめる。
研究著書に『我々は何処へ行くのか―福永武彦・島尾ミホ作品論集―』(和泉書院)、共著に『時の形見に』(白地社)、『南島へ南島から』(和泉書院)、『島尾敏雄』(鼎書房)。児童文学としての著書に『赤い屋根』(BL出版)がある。児童文学作家。


【発売会社概要】
正式名称: 有限会社浪速社
所在地 : 〒540-0037 大阪市中央区内平野町2-2-7 大阪文化会館502号
設立 : 1950年11月
事業 : 書籍の出版、販売及び付帯業務
広告代理及び販売促進業務


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press