グアム政府観光局主催 グアム副知事および観光局局長 記者会見 声明

プレスリリース発表元企業:グアム政府観光局

配信日時: 2017-08-21 14:30:00

グアム政府観光局は、日本記者クラブ(東京・千代田区)において、2017年8月21日(月)午前11:30より、記者会見を行い、レイ・テノリオ グアム準州副知事とジョン・ネイサン・デナイト グアム政府観光局 局長兼CEOは以下の声明を発表いたしました。


レイ・テノリオ グアム準州副知事 声明(和訳)
皆さま、おはようございます。そして、美しいグアム島よりハファ・デイ!(チャモロ語で「こんにちは!」)
ほんの数時間前に私がグアムを飛び立った時、現地の気温は約30℃で、太陽が降り注ぎ、ビーチは輝いていました。

正直なところ、私はときおり、自分が楽園に住んでいることを再認識する必要があると思っています。自分が住む美しい島に慣れきっているというわけではありませんが、人々は日々の生活に追われており、仕事や、子どもたち(私の場合は孫たち)の世話もしなくてはなりません。

しかし、時には、朝早く目覚め日が昇るのを見たり、会議の合間に自分のオフィスに戻って窓越しに真っ青な海を眺めたりすることもあります。ちなみに私のオフィスは素晴らしい眺望を誇るアデラップ岬にあります。そんな時、窓の外に目をやりながら、グアムは神の祝福を受けた島であり、そこに住む自分が幸運であることを思い出すのです。

ここにお集まりの皆さまの多くが、北朝鮮からの脅威についてご質問があると存じています。まず最初に私から、この件について各報道機関が報道し始めてから現在に至るまで、ただの一度たりともグアムにおける警戒レベルが変更されていないことをお伝えさせていただきます。今日も、グアムでは普段通りの暮らしが営まれ、仕事もレジャーもこれまでと何ら変わらず、日常的に行われています。

グアム政府は米軍との良好な関係を持っています。グアム国土安全保障・市民防衛室顧問は、アメリカ国防総省の担当官と定期的に連絡を取り合い、何らかのセキュリティ上の脅威が発生した場合には直ちに連絡を受ける体制となっています。

また、グアム準州知事宛てにケリー大統領首席補佐官だけでなくトランプ大統領ご自身からも電話があり、ホワイトハウスが北朝鮮を厳重に監視しており、グアムの人々は十分に保護されており何も心配することがないと伝達がありました。

繰り返しますが、グアムでは普段通りの暮らしが営まれています。直近の1週間半の間も、人々はビーチバレーやジェットスキーを楽しんだり、家族親戚の集まりに出かけたり、子どもたちの新学期を迎える準備をしたりと、自分たちの普段通りの生活を続けています。

私が本日ここに参りましたのは、皆さまに私の故郷である美しい島にお越しいただくよう、お誘いするためです。きっとグアムを気に入っていただけるでしょう、いえ、気に入っていただけるはずです。グアムでは様々な文化が見事に融合していると思います。グアムには世界中から来た人々が住み、働いていますが、そうした交流は食文化にも如実に反映されています。食べ物のあまりの美味しさに、きっと感嘆の叫び声があがるでしょう。村のお祭りでは、寿司、カルビ、地元の麺料理であるパンシット、ローカルスタイルのバーベキュー、地元の主食であるレッド・ライス、ココナツミルクで調理したタロイモやバナナなど、美味しい料理がテーブルに並びます。
まさに「美味しいところ取り」で、アジア、太平洋地域、そしてアメリカなど各地の料理の一番美味しいものが祝祭のテーブルを埋め尽くすのです。

私がもうひとつ、特に自慢に思うことはグアムでのランニング熱です。グアムには身体を鍛える人が多いことに加え、5kmマラソン、10kmマラソン、ハーフマラソンの大会がたびたび開催されているおかげで、マラソン人気が高まっています。10月には、グアム政府観光局主催による毎年恒例の「グアム ココハーフマラソン」が開催されます。この大会は数百人が走る小さな大会から、数千人が参加するグアム最大のスポーツイベントのひとつに成長しました。

その他、ローカルや観光客の皆さんにも人気のショッピングですが、免税でのショッピングや、魅力的でお得なお買物を楽しみたい方のために、11月からは「ショップ・グアム・eフェスティバル」が始まります。

グアムにお越しの際は、アデラップ岬からの眺望もお楽しみください。必ずご満足いただけると存じます。

本日はどうもありがとうございました。シジュウスマアセ(チャモロ語「心からの感謝をこめて」)、ご清聴に感謝いたします。


ジョン・ネイサン・デナイト グアム政府観光局 局長兼CEO 声明(和訳)
ハファ・デイ(チャモロ語で「こんにちは」)、そして、おはようございます。
グアム政府観光局ならびにグアムの住民を代表し、本日ご参加の皆様に御礼を申し上げます。
日本はグアムにとって重要な市場で、日本人観光客の皆さまはグアムの観光産業にとって一番のお客様です。
また今年は日本からグアムへの直行便就航50周年の記念すべき年でもあります。

北朝鮮のミサイル問題が発生して以来、グアム島を巡り様々な報道がなされています。
日本の皆さまに、グアムは安全であることをお伝えしたいと思います。

グアムの警戒レベルは引き上げられておりませんし、当地では普段通りの生活が営まれています。
グアム旅行を計画されている日本の皆さまには、ご来島のうえ、グアムの美しいビーチをぜひ堪能していただきたいと思います。

訪問者数についてよく質問されますが、8月は通常、グアムの繁忙期のひとつに挙げられます。
昨年8月の全体訪問者数は、144,758名を記録し、グアム観光業界にとって史上最高の月となりました。
今年の全体訪問者数は、喜ばしいことに、8月15日の時点で昨年8月より3%増加しています。

しかし観光業は繊細な産業です。
グアムは、とても安全で家族連れに優しい訪問先として、そのブランドイメージを構築して参りました。
それゆえ、グアム政府観光局の代表として、グアム準州副知事と共に、本日ここに参りました。
日本の皆さまには、グアムは何も変わっていないことをお伝えしたいのです。

昨今、国際的な注目を集めていますが、グアムはこれまでと同様に、家族連れに優しい安全な訪問先であることに変わりはありません。本日こちらにもいらっしゃるかもしれませんが、報道機関の皆様の一部は、グアムで観光客の方々に取材された方もいらっしゃいます。
インタビューされた観光客のほとんどの方は、「心配はしていない」とか、「グアム旅行の計画に北朝鮮情勢の影響はなかった」と答えています。

日本から海外へ出かけないにしても、グアムを訪れるにしても、グアムを訪問くださった方々は快適な時間をお過ごしになり、また、現地の安全レベルに変更はないことをご理解いただいております。

グアム旅行を計画されている皆さまには、是非とも常夏の楽園グアムにお越しになり、グアムのチャモロ文化、おもてなし、地元の人々との交流をお楽しみいただければ幸いです。

本日、ここにお越しくださいましたことに改めて感謝いたします。
シジュウスマアセ(チャモロ語で「心からの感謝をこめて」)、どうもありがとうございました。


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