実態を暴く新作ドキュメンタリーDVD発表 ~ 発達障害者支援の裏側 ー 青少年の命と健康を犠牲に拡大するビジネス

プレスリリース発表元企業:特定非営利活動法人イマジン

配信日時: 2017-03-29 10:00:00


青少年に対して「啓発」するという名目で、実際にどのような悲惨な状況がオーストラリアで引き起こされたのかがよく理解できる内容になっているDVDです。同様の啓発運動が進められている日本の青少年の未来が簡単に予測でき、子ども達を守るために何ができるのか理解できるでしょう。このDVDを発達障害啓発週間である4月4日にリリースし、その記念に上映会を開催いたします。

 4月2~8日は発達障害啓発週間です。理解と支援を広げるために、多くの人々の善意がこの運動を支えています。ところが、その善意を踏みにじる形で利益を拡大するビジネスがあります。

 そのビジネスは、発達障害や精神疾患の概念のあいまいさを利用し、根拠を示すことなく、過剰な宣伝と過剰な診断で顧客を獲得してきました。そして、不必要な投薬やずさんな投薬(多剤処方、無診察処方、処方ルールの無視、副作用説明の省略等)によって被害を拡大しています。

 市民の人権擁護の会は、特別支援教育や発達障害者支援が、そのような被害の実態を完全に無視したまま広がっていることに懸念を示し、一貫して警鐘を鳴らし続けてきました。被害者が確実に存在する中、我々や被害者の主張に対して「それはごく一部の話だ」「それよりも支援を広げる方が重要だ」とする関係者の声によって被害は意図的に無視され続けてきました。

 同会は昨年、発達障害者支援団体のトップと関連学会のトップを兼任する児童精神科医の権威が製薬会社から多額の金銭を受け取りながら、それを適切に公表していなかったスキャンダルを暴き出しました。その結果、児童精神科医は都立小児総合医療センター顧問の職を辞職しました。しかしそれでも発達障害ビジネスは止まることなく拡大を続けています。ADHD治療薬ストラテラの売り上げはそれを象徴しています。

 同会には、様々な被害の相談や報告が寄せられています。中でも多いのは、簡単に診断をつけられ、副作用の説明もなく投薬され、副作用が出て症状を訴えても取り合ってもらえないというような精神科医の不誠実な対応です。重篤な副作用、死亡、自殺に追い込まれている青少年の実態が当会に寄せられ、心を痛めております。爆発的に売り上げを伸ばしている上記ストラテラについても、医薬品医療機器総合機構に対して、自殺や攻撃性に関する報告が寄せられ、中には殺人事件に至ったケースまで報告されています。支援の拡充のみを謳う人々は、このような「死」や「スキャンダル」という問題から目を背け続けるのでしょうか。

 先日3月21日、国は広く使用されている睡眠薬や抗不安薬等44製品に対して、承認された用量での使用でも依存に陥る危険性を指摘し、大々的に注意喚起しました。しかしこれは既に1980年代から指摘されてきた問題であり、同会も被害者らと共に20年以上声を上げてようやく実現に至ったもので、被害の大きさを考慮すると遅きに失すると言わざるを得ません。同様に、子どもに対する向精神薬の危険性について注意喚起が遅れていることを強く懸念しています。

 そこで、同会はこの状況を変えるべく、新作DVD「ドキュメンタリー精神医学:味方か敵か?」をリリースしました。このドキュメンタリーの副題は「オーストラリアの精神医学 語られざる物語」ですが、これはまさに日本の青少年に直結する内容です。なぜならば、このドキュメンタリーに登場する主要な精神科医が度々来日し、全く同じキャンペーンを日本でも展開しているからです。

 青少年に対して「啓発」するという名目で、実際にどのような悲惨な状況がオーストラリアで引き起こされたのかがよく理解できる内容になっています。同様の啓発運動が進められている日本の青少年の未来が簡単に予測でき、今我々が彼らを守るために何ができるのか理解できるでしょう。このDVDを発達障害啓発週間である4月4日にリリースし、支援団体であるサイエントロジー東京にて上映会を開催いたします。

★★★★★★★★★★★
日付:2017年4月4日
時間:13:30~15:00(上映時間は53分ですが、上映後に解説を行います)
場所:サイエントロジー東京ビル8階イベントホール (東京都新宿区百人町1-25-1)
※申込み: 電話:03-4578-7581
      eメール:info@cchrjapan.org
※参加無料
※上映会参加者には新作DVD1本プレゼント(ただし、数に限りがあるため、先着申込み50名分になります)
★★★★★★★★★★★

 この上映会や新作ドキュメンタリーについて取り上げていただければ幸いです。また、これに関連して青少年に対する精神科治療の問題点、隠されてきた被害の深刻さについて目を向け、深く追及していただくことを望みます。

 特定非営利活動法人イマジンでは、上記の「DVD上映会」の開催に協力し、子どもたちの未来を守っていく活動を援助をしていきたいと思います。





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