トッパンフォームズ、ベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設

プレスリリース発表元企業:トッパン・フォームズ株式会社

配信日時: 2016-09-05 11:30:00

 情報管理ソリューションのトッパン・フォームズ株式会社(以下、トッパンフォームズ)は、ASEANエリアの新たな活動拠点としてベトナム・ホーチミン市に駐在員事務所を開設し、現地での活動を開始しました。市場調査や現地パートナー企業との関係強化などを通じて、現地事業化に向けた具体的な検討を行います。

【開設の背景】
 ベトナムでは、日本の政府開発援助(ODA)や現地プロジェクトによる道路や鉄道、港などのインフラ整備が積極的に行われています。また交通インフラの整備が進むことによる物流網の拡大や、経済の高度化に伴う金融や通信インフラの拡大が予想されます。このような状況において、トッパンフォームズは2015年1月に受注した高速道路のETCカードをはじめとする各種交通系ICカードを提供するなど、現地でのビジネスを開始しています。今後、印刷事業や商品事業、ICカードを含むICT事業の製品・サービスの提供を目指し、ベトナム市場の開拓を進めるための第一歩として駐在員事務所の開設に至りました。

【当社の海外事業について】
 1972年に香港現地法人の設立を皮切りに海外展開を開始し、現在ではベトナムの他に、香港、台湾、マカオ、中国(上海市、深セン市、浙江省平湖市)、シンガポール、タイ、マレーシア、スリランカに13の拠点を置き、ビジネスフォーム製造やデータ・プリント・サービス(DPS)、ビジネスプロセスアウトソーシングなどの印刷事業や、ICカードの製造・発行を中心としたICT事業、IT関連機器の販売などを行う商品事業をそれぞれのマーケットに合わせて展開しています。特にICカード分野では、香港の交通系ICカードのオクトパスカードやタイの国民IDカードの製造を受託するなど、品質の高い製品を供給し、マーケットの信頼を得ています。また各拠点はマーケティング活動を通じて、周辺国とのネットワークを構築しています。これはトッパンフォームズグループの海外事業において、事業基盤強化や事業開拓のための重要な資産となっています。

【今後の展開】
 トッパンフォームズはホーチミン駐在員事務所の現地法人化を現地パートナー企業とのジョイントベンチャーなども視野に入れ、積極的な検討を進めています。また現海外拠点との営業や開発、製造、調達面での連携を包括的に強化し、海外事業全体の活性化を行い、さらにはASEANの未進出国への展開の足掛かりへとしていきます。
 トッパンフォームズはベトナムを含む東南アジア中心に海外事業を拡大し、2021年3月期に連結売上高構成比率15%を目指します。

【駐在員事務所の概要】
名 称:トッパン・フォームズ株式会社ホーチミン駐在員事務所
所在地:ベトナム社会主義共和国ホーチミン市
設立日:2016年7月15日

以上

※「DPS」は、トッパン・フォームズ株式会社の登録商標です。
※ その他、記載された製品名等は各社の登録商標あるいは商標です。

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