ファームノート、「Internet of Animals」事業強化のために総額2.1億円の資金調達を実施

プレスリリース発表元企業:株式会社ファームノート

配信日時: 2015-08-27 10:00:00


ファームノートは、国内の事業会社、及び個人投資家を引き受け先として、総額約2.1億円の第三者割当増資を実施し、同日、兼松株式会社および兼松アグリテック株式会社と資本業務提携を締結したことを発表します。

〜牛のウェアラブル端末の開発、人工知能の活用により日本の強い農業に貢献〜

クラウド型牛群管理システム「Farmnote」を提供している株式会社ファームノート (本社:北海道帯広市、代表取締役:小林 晋也、以下 ファームノート)は、国内の事業会社、及び個人投資家を引き受け先として、総額約2.1億円の第三者割当増資を実施しました。

また同日、兼松株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 下嶋 政幸、以下 兼松)および兼松アグリテック株式会社(本社:千葉県松戸市、代表取締役社長 小島 健一)と資本業務提携を締結したことを発表します。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSMzNDk1MSMxNDc2MTUjMzQ5NTFfRWdQVGZ5VGFDZi5qcGc.jpg ]


1.資金調達の背景
ファームノートは、スマート農業ソリューションを提供するITベンチャーとして2013年11月に設立され、酪農・畜産経営を効率化するクラウド型牛群管理システム「Farmnote」を提供しています。2014年11月のサービス開始から820農家58,000頭(参考:日本の飼養頭数400万頭)の農家にご利用いただいており、大規模農家や学術機関にも採用され、拡大を続けています。

世界には14億6700万頭(出典:FAOSTATから2013年度データ)の牛が飼養されており、生産性を上げるためには繁殖・疾病・搾乳・移動など様々なデータを管理して適切な飼養管理を行わなければならず、牛群の管理に大きな時間を要しています。

今回の調達資金により、酪農・畜産経営の生産効率を高めることを目的として、牛の個体情報をリアルタイムで収集するセンサーデバイスの開発(ウェアラブル端末)、人工知能を活用した生産管理システムの開発などプロダクトの強化を行います。特に牛をインターネットにつなぐことで農家が「勘と経験」に頼らず高い生産性を実現できる「Internet of Animals(動物のインターネット)」の世界を目指しています。

また、このたびの兼松グループとの資本業務提携は、国際競争に負けない強い農業の実現を支援したいという両社の思惑から実現しました。酪農用飼料原料供給においてトップクラスの販売シェアを有する兼松の営業網によるFarmnote拡販と、顧客の相互紹介、海外展開、ウェアラブル端末開発で協力します。

Farmnoteは牛以外の畜種・農産物にも展開する予定であり、多くの農家が最新のテクノロジーに触れる機会を増やすことで、日本の強い農業に貢献にします。

2.割当先
・兼松株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 下嶋 政幸)
・兼松アグリテック株式会社(本社:千葉県松戸市、代表取締役社長 小島 健一)
・グリー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長兼社長 田中 良和)
・千葉 功太郎
・平田 大治

3.クラウド型牛群管理システム「Farmnote」について
スマートデバイスへのタッチ操作だけで牧場経営を「見える化」出来る酪農・肉牛農家向けの牛群管理システムです。Farmnoteはクラウドサービスとして提供しており、飼養頭数100頭以下の牧場(日本の93%の牧場)に対して無償提供しています。スマートフォン・タブレット・PC問わず利用することが出来るため、ITが苦手な方でも「かんたん」に利用することが出来ます。

4. 株式会社ファームノートについて
ファームノートはスマート農業ソリューションを提供するITベンチャーです。「牧場を、手のひらに。」をビジョンに、クラウド型牛群管理システム「Farmnote」を開発しています。さらに「Internet of Animals」の世界を実現するため、センシング技術の開発や人工知能の活用にも取り組んでいます。最先端の技術で農業の経営効率化を推進し、日本の強い農業に貢献します。
http://farmnote.jp


【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社ファームノート
担当者名:下村
TEL:0155366554
Email:info@farmnote.jp


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