2015年桜開花予想(第10回)~平年より早く北の春到来!~

プレスリリース発表元企業:日本気象協会

配信日時: 2015-04-24 14:00:05



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 一般財団法人日本気象協会(本社:東京都豊島区、会長:繩野 克彦)は、2015年4月24日(金)に日本全国の桜(ソメイヨシノほか)の開花予想(第10回)を発表します。開花予想は天気予報専門サイト「tenki.jp」(http://www.tenki.jp/sakura/)にて無料で公開しています。

(1)概況
 2015年の桜前線は津軽海峡を渡り、北海道地方を通過中です。函館は4月21日、札幌では22日に開花し、平年より10日前後早い開花を迎えています。このあとも桜前線は早いペースで北上し、北海道地方の多くの所で、ゴールデンウィーク中に開花や満開となるでしょう。その後桜前線は、平年より1週間早い5月11日に根室に終着し、今年の桜の季節は旅の終わりを迎える見込みです。

(2)ゴールデンウィークの北海道は花の季節に
 北日本では、4月の気温が、平年並みか平年より高く経過しています。このため、桜の開花と満開が平年より1週間以上早くなり、青森では、19日に平年より10日早く満開になりました。今週は、東北北部で広くお花見が楽しめるでしょう。
 北日本のこの先1週間の気温は引き続き平年より高く、かなり高い日もある見込みです。5月から6月並みの陽気が続き、網走や帯広では7月並みの暑さになる日もあるでしょう。札幌でも20度を上回る日がある見込みです。この先も、桜前線は足早に北上し、まだ桜が開花していない地域も、平年より7日から11日ほど早い開花を迎えるでしょう。また、今年の北海道は、梅の開花が平年より2週間ほど早く、札幌では18日に開花しました。ゴールデンウィークは、桜とともに梅なども咲き、春爛漫の花の季節を楽しめるでしょう。

●JWA長期予報
【気温】
■北日本
・4月下旬:平年より高い
・5月:平年並

■東日本
・4月下旬:平年並か高い
・5月:平年並

■西日本
・4月下旬:平年並か高い
・5月:平年並

~桜開花予想チームの見解~
北日本の4月下旬の気温は、前回予想より高く、平年より高い見込みです。このため、北海道地方の予想開花日、満開日ともに、前回より3日前後早くなった所が多くなりました。

※言葉の説明
平年:1981~2010年累年平均値

かなり早い :平年よりも7日以上早い
早い    :平年よりも3日から6日早い
平年並   :平年との差が2日以内
遅い    :平年よりも3日から6日遅い
かなり遅い :平年よりも7日以上遅い

各地の桜(ソメイヨシノほか)の2015年予想開花日・予想満開日(4月24日発表)に関しては、下記URLのニュースリリースからもご確認頂けます。

http://www.jwa.or.jp/news/2015/04/post-000502.html

● 各地の桜(ソメイヨシノほか)の2015年予想開花日・予想満開日(4月24日発表)
※平年(昨年)差の「-」は平年(昨年)よりも早く、「+」は平年(昨年)よりも遅いことを表します。
※平年値や昨年値は、気象庁・各自治体や名所の値を用い、平年値の無い地点は過去の観測データを基に算出しました。
※満開を観測していない地点と過去の観測の記録がない地点は、予想満開日は発表しません。
※長野県伊那市(高遠城址公園)はタカトオコヒガンザクラ、北海道稚内市、留萌市、旭川市、網走市、帯広市、釧路市、浦河町はエゾヤマザクラ、根室市はチシマザクラ、その他の各地はソメイヨシノを対象としています。※予想開花日、予想満開日の( )はすでに開花や満開になった地点です。

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日本気象協会は、1950年の設立以来、60年以上にわたり、広域予報にとどまらない、より生活に身近な都道府県単位の気象予報やピンポイントの気象予報を、各メディアや自社メディアを通して発表している民間の団体です。国内の民間事業者としては最大の規模で、全国に支社や支店、事業所があり、天気予報のエキスパートである気象予報士265名(2014年7月現在)が多面的に業務に関わり、気象予報の業務に関しては24時間365日体制で最新の情報を発信しております。

また、その事業分野は気象予報にとどまらず、そのノウハウを生かし防災・減災、安全管理、また環境アセスメントや再生可能エネルギーに関する事業分野など、皆様の快適な日常生活や安全確保の支援や、産業活動の発展や環境の保全のために事業を展開しております。
http://www.jwa.or.jp
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