株式会社ソラスト、通所介護に新サービスを導入

プレスリリース発表元企業:株式会社ソラスト

配信日時: 2015-04-17 10:00:00

「セラピューティック・ケア」と「回想法」の導入で中重度・認知症ケアの強化を目指す

株式会社ソラスト(本社:東京都港区、社長:荒井純一)は、通所介護サービス(デイサービス)の充実を目的に、今年4月より新サービスとして、「セラピューティック・ケア」と「回想法」を活用したレクリエーションを導入します。
「セラピューティック・ケア」と「回想法」は、リラクゼ―ション効果や認知機能低下の進行予防などの効果が見込まれます。これらのサービスの導入により、中重度者や認知症の方をはじめ、デイサービスを利用されている方々に質の高いケアの提供を目指します。



「セラピューティック・ケア」は、両手で優しくなでることで緊張やストレスを和らげ、心身を深いリラックス状態に導くケアで、「治療力のある介護」と直訳されます。元々はボランティアが病院やホスピスで行うケア方法として英国赤十字社により確立されたものです。リラックス効果や精神的苦痛の緩和などが期待されることから、現在、看護や介護など様々な場面で活用されています。
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「回想法(レミニンシステム)」は、1960年代にアメリカの老年精神科医が高齢者のうつ病治療として始めた心理療法のひとつです。昔懐かしい映像や音楽などの回想法支援ツールを事業所に導入し、ご利用者さまに過去の思い出を想起するよう働きかけることで、気持ちの落ち着きや記憶の活性化などの効果を導くケアを行います。また、映像などを通してご利用者同士のコミュニケーション機会を創出し、落ち着いた心地よい環境作りを目指します。

「セラピューティック・ケア」は、4月から介護スタッフが、認定NPO法人日本セラピューティック・ケア協会の研修を受講します。2015年度は28事業所で、上位資格である「施設セラピスト」を含む約120名の有資格者の育成を計画しております。「回想法」を活用したレクリエーションは、2015年度は30事業所への導入を予定しております。
なお、二つのサービスともに、広域で事業展開をしている介護事業者で導入するのは、当社が初めてです。

※「セラピューティック・ケア」の名称および教授法は、認定NPO法人日本セラピューティック・ケア協会の登録商標です。
※「レミニンシステム」は、株式会社いとうの実用新案登録製品です。

当社は、「自立支援とトータルケア」という理念のもと、首都圏・関西圏でデイサービスや訪問介護などの在宅サービスを中心に介護事業を展開しています。介護保険制度創設以来15年、在宅介護を中心に介護事業に携わってきた当社では、ご利用者さまが年齢を重ねるにつれて意欲が減退したり自信を喪失されたりしているのを、目の当たりにしました。二つのサービスにより、ご利用者さまが自分らしく生活し続けることへの支援を強化し、今後も社会的にもニーズの高い中重度の要介護者や認知症高齢者へのケアの更なる強化と在宅サービスの充実を図り、地域に必要とされる介護サービス事業者を目指してまいります。

【参考】株式会社ソラスト 介護事業概要(2015年3月31日現在)
・介護事業所数:全177ヶ所
通所介護:50ヶ所
 訪問介護:50ヶ所
 居宅介護支援:52ヶ所
 ショートステイ:6ヶ所
 小規模多機能型居宅介護:4ヶ所
 福祉用具レンタル・販売:3ヶ所
 有料老人ホーム:5ヶ所
 グループホーム:5ヶ所
 サービス付高齢者向け住宅:1ヶ所
 くらし支援サービス:1ヶ所

・介護職員数:2,583名(常勤社員875名、非常勤社員1,708名)

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