エコプラネット・バンブーがキャノピーと古代林配慮契約を締結し、環境に配慮した生地の開発に取り組む

プレスリリース発表元企業:EcoPlanet Bamboo Group

配信日時: 2014-10-21 19:55:00



(加ブリティッシュコロンビア州バンクーバー)- --(ビジネスワイヤ) -- キャノピーは本日、革新的リーダー企業のエコプラネット・バンブーと調達契約を締結したことを発表します。この契約は、絶滅が危惧される古代林に由来する繊維の代替物を模索する衣料品ブランドにより持続可能な選択肢を提供するためのものです。

これは、従来から紙パルプなどの森林製品の利用者と生産者に焦点を置いてきたキャノピーの変化を示します。一方で、木材を伐採・利用しないエコプラネット・バンブーは、荒廃地で認定竹農園を開発する世界最大の企業です。

過去数年間、キャノピーは紙パルプ部門の顧客との取り組みを成功させ、拡大してきました。森に愛されるファッションイニシアチブを通じて、この非営利団体は現在、絶滅が危惧される古代林のレーヨン繊維やビスコース繊維への利用をやめ、竹やその他の繊維の低フットプリント代替物としての可能性を評価するために、衣料品ブランドやデザイナーと提携しています。最近のキンバリークラークのライフサイクル分析で検証されたように、森林管理協議会の基準で管理されている荒廃した農地や森林で育てた竹は、北方林由来の繊維より環境影響を抑えることができます。

キャノピーのエグゼクティブディレクターのニコール・ライクロフトは、次のように述べています。「私たちは、エコプラネット・バンブーの技術革新への関心と、持続可能な方法で育てた竹を絶滅が危惧される古代林から作られたレーヨンやビスコースの代替物として利用し、クリーンな製造を実現する機会に大いに期待しています。」

あらゆる農産物と同様に、竹は持続可能な方法でもそうでない方法でも育てることができます。キャノピーとエコプラネット・バンブーが締結した契約は、自然林の生態系を竹農園に転換するという文脈で竹を産業化すべきでないという理解を深めるものです。

エコプラネット・バンブーのトロイ・ワイズマン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「エコプラネット・バンブーは、原料調達から製造の初期段階までの供給網に見られる現在の問題に対処するために、新世代のパルプ化施設の開発に向けた投資に取り組んでいます。」

木材繊維由来であれ竹由来であれ、パルプの溶解は化学集約的で非効率なプロセスです。この現実を認めるエコプラネット・バンブーは、既存のパルプ化方式のより効率的でよりクリーンな代替手段を提供する最先端技術の研究・開発に取り組んでいます。

毎年7000万~1億本の樹木が繊維生産のために伐採され、約30%は絶滅が危惧される古代林のものです。キャノピーとそのパートナーは、絶滅の危機に瀕する世界の森林に対するファッションと溶解パルプ産業の影響の低減に取り組んでいます。エコプラネット・バンブーの繊維とより持続可能な製造技術の進歩を組み合わせることで、繊維の選択肢を多様化して将来に向けて健全な森林を確保するために必要な解決策の1つを企業に提供できるかもしれません。

キャノピーは、森林・種・気候保護に注力する非営利環境団体です。キャノピーは企業700社以上と協力し、革新的ソリューションの開発、供給網の持続可能性向上、世界に残された絶滅が危惧される古代林の保護支援を行っています。キャノピーのパートナーには、H&M、スプリント、ペンギン/ランダムハウス、ザラ、TCトランスコンチネンタル、ザ・グローブ・アンド・メール、スカラスティックが含まれます。キャノピーの活動は、地球に対する情熱を共有する個人の寄付提供者の支援に支えられています。

エコプラネット・バンブー・グループは、米国を拠点とする世界的企業として、木材・繊維を利用した製品用に現状では自然林の伐採に依存する製造業のために、持続可能な代替物を可能にしています。商用竹農園の開発で実績を誇る世界的リーダー企業のエコプラネット・バンブーは、この世界的な資源基盤と、繊維、紙パルプ、再生可能エネルギー、活性炭を含む複数の部門全体で竹をより優れた繊維の解決策とするための技術への投資を組み合わせています。

中米とアフリカで事業を展開し、現在東南アジアに進出中のエコプラネット・バンブーは、森林が極度に伐採された地域を対象として、竹農園と竹を利用した製品が森林伐採によらない農産物として荒廃地に限定して確実に開発されるようにしています。各農園と連動して、クリーンな製造技術の確保に研究開発(R&D)の重点を置き、ターンキー・ソリューションを実現するために現在の技術を率先利用しています。

農園は森林管理協議会(FSC)および/または適切な代替機関の下に認定を受け、気候変動のメリットは認定炭素基準(VCS)を通じて定量化・商業化されています。

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Canopy
Neva Murtha, 604-817-4974
neva@canopyplanet.org
or
EcoPlanet Bamboo
Kristena Blume, 847-387-3609
kblume@ecoplanetbamboo.com

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