シンビオFCellが世界初の実環境における水素燃料電池自動車の導入を発表

プレスリリース発表元企業:Symbio FCell

配信日時: 2014-10-15 17:14:00

フランスのリヨンとグルノーブルの水素ステーション2カ所で水素供給を受け、周辺地域を巡回するカングーZE-H2車50台という、独自の革新的な車両群を限定地域で導入するモデルにより、HyWayプロジェクトは水素のパフォーマンスと信頼性を商業規模で実証

(仏グルノーブル)- (ビジネスワイヤ) -- シンビオFCellは本日、画期的プロジェクトを発表します。本プロジェクトは、50台のハイブリッド電気・水素燃料電池実用車を大規模導入し、フランスのリヨンとグルノーブルの2カ所で水素ステーションを建設するものです。シンビオFCellは、自社車両群の生産性を追求し、今後の排出ガス規制の強化にそれらを適合させようとしている顧客を対象に、カングーZEのようなバッテリー搭載電気自動車専用に当社が提供する水素燃料電池レンジエクステンダーの信頼性を実証するため、商業活動を行ってきました。

Hywayプロジェクトに導入されたハイブリッド電気・水素燃料電池車としての50台のルノー製カングーZEは、シンビオFCellのレンジエクステンダーを搭載しています。今回の大規模導入はローヌ・アルプ地方で実施され、2カ所の水素ステーションは2015年初頭に同地方のグルノーブルとリヨンに建設されます。

Hywayプロジェクトは、ローヌ・アルプ地方政府、フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)に加え、フランス政府出先機関の環境・整備・住宅局(DREAL)から財政支援を受けており、欧州地域開発基金(ERDF)の諸目的に合致するものです。

こうしたハイブリッド電気・水素燃料電池車の過去の実験、とりわけラ・ポスト(フランス郵政公社)による実験から、生産性の目覚ましい向上が実証されるとともに、運転手が運転時に快適性を感じ、車両に親近感を覚えることにより、従業員満足度が顕著に改善されるなど、副次的なメリットも数多く証明されています。企業にとっては、資源計画、ブランド責任、財務利益が非常に多くのメリットの一例となります。

シンビオFCellのファビオ・フェラーリ最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「これらのお客さまはフリート管理のまったく新しい時代を切り開いており、従って来るべき欧州排ガス規制の早期適用における競争で明瞭な優位性を勝ち取ることができます。当社レンジエクステンダーを3年間にわたって運用してきたことを基盤に、私たちは水素燃料電池車が大規模導入に向けての態勢にあると確信しており、当社の研究活動が産業規模の実際の導入において認められたことをうれしく思います。」

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