【ＨＩＶ/エイズ】『自分だけは大丈夫』約８割の人が検査未経験

～生活向上WEBが「ＨＩＶ/エイズ」に対する意識調査を3,860名に実施～

ヘルスケアサービスを行う「生活向上WEB」（株式会社クリニカル・トライアル／本社：東京都豊島区／代表取締役：滝澤宏隆）が、ＨＩＶ/エイズに対する意識調査を行った。

【調査概要】
（1）調査対象：全国、10歳以上の男女　3,860名
（2）調査期間：2014年6月21日～6月25日

■今までにＨＩＶ/エイズ検査を受けた事がありますか？
1位　一度も受けたことがない　79%
2位　過去に受けたことがある　20%
3位　定期的に受けている　1%

画像参照

ＨＩＶ/エイズ検査を「定期的に受けている」・「過去に受けた事がある」の割合は約2割、「1度も受けた事がない」の割合が約８割と、ほとんどの人が検査未経験なことが判明した。

■検査を受けない理由（複数回答）
・自分はＨＩＶに感染していないと思っているから　59%
・受けようと考えたことがなかった　44％
・検査の受け方がわからない　16％
・受ける時間がない　12％
・結果を知るのが怖い　8％
・検査機関に行く事がはずかしい　7％
・その他　4％

「自分はHIVに感染していない」「考えたことがない」、自分だけは大丈夫という意識傾向が強い。
厚生労働省エイズ動向委員会の発表では、2012年の時点で日本でのHIV感染者・エイズ患者の累計は2万件を超えた。

「感染していないと思っている」という59%の回答者に加え、HIV検査は在宅キットなど様々な検査方法が確立されているが、16%の「検査の受け方がわからない」という人も含めると75%に及ぶ。HIV関連の検査・治療に関する企業の啓発活動は、今後も積極的に続ける必要がありそうだ。

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