RFaxisがRFX1010ブロードバンド・サブGHz CMOS RFeICを増産し、IEEE 802.11ahおよびZigBeeアライアンスの920IPをサポート

プレスリリース発表元企業:RFaxis, Inc.

配信日時: 2014-07-23 07:48:00

RFaxisは周波数600MHzから6GHzに至るまで、モノのインターネット向けの超低価格RFフロントエンドソリューションを提供

(米カリフォルニア州アーバイン)- (ビジネスワイヤ) -- 無線接続/セルラー移動体通信市場向けの革新的な次世代RFソリューションに傾注とする一流ファブレス半導体企業のRFaxisは本日、RFX1010の生産を拡大すると発表しました。RFX1010は高集積化ブロードバンドCMOS RFフロントエンド集積回路(RFeIC)として、600/700/800/900MHzの「サブGHz」周波数帯使用のZigBee およびモノのインターネット(IoT)の市場セグメントに貢献します。RFX1010の提供は、RFaxisが今やIoT/M2M無線コミュニティーのワンストップショップとして、600MHzから6GHzに至るまで、最先端のZigBee/ISM RFフロントエンドソリューションすべてを揃えていることを意味します。

902IPはZigBeeアライアンスからリリースされた最新のZigBee IPであり、IPv6ベースの完全な無線メッシュネットワークソリューションをサポートし、HEMS(家庭用エネルギー管理システム)やエコーネットライト(ECHONET Lite)向けの低消費電力・低価格デバイスを制御することができます。エコーネットライトは日本の総務省(MIC)が920MHz周波数帯において指定した規格です。RFX1010はハーフワット・パワーアンプ(PA)、低ノイズアンプ(LNA)、アンテナスイッチ、すべてのインピーダンス整合回路をシングルチップ/シングルダイCMOSデバイスに集積化し、3x3mmの超小型QFN(クアッド・フラット・ノンリード)パッケージに格納したもので、920IPベースのアプリケーションにも、そして新しいIEEE 802.11ah規格ベースのアプリケーションにも、理想的なRFフロントエンドソリューションです。

RFaxis会長兼最高経営責任者(CEO)のマイク・ネシャットは、次のように語っています。「RFX1010の提供により、RFaxisは業界で最も包括的で高性能のRFフロントエンドポートフォリオを、IoT/ZigBee市場でまったく破壊的な価格で提供することができるようになりました。RFX1010は市場で実証された製品であり、当社の戦略的パートナーによる最も厳格な産業等級評価をパスしています。当社は既に、北米およびアジアの一流企業から何件かデザインウィンを獲得しています。902IPというZigBeeアライアンスによる直近の取り組みを私たちは高く評価しています。902IPにより、日本を含む世界で初期段階にあるHEMSおよびスマートホーム/スマートエネルギー市場で、サブGHz周波数の採用が加速されるはずです。」

RFaxisのIoT/M2M RFeICポートフォリオは現在、2.4GHz帯のRFX2401CおよびRFX2411、サブGHz帯(600-900MHz)のRFX1010、5 - 6GHz帯のRFX5000/RFX5000Bで構成されています。これらのデバイスは、ZigBee、Bluetooth、Bluetooth Low Energy、ANT、6LoWPAN、その他の汎用ISMや独自無線規格など、一般的な無線規格すべてに対応しています。またこれらのデバイスは、パワーアンプ(PA)、低ノイズアンプ(LNA)、アンテナスイッチなどの重要なRF機能を内蔵しています。これらの機能は、最も過酷なRF環境においても、あらゆる無線システムに対し、広範な動作範囲と高い受信感度を保証するために必要なものです。

高信頼性のこれらRFeICは、RFaxisが特許取得済みのシングルチップ/シングルダイRFeICアーキテクチャーを基盤とし、業界標準のバルクCMOS技術で生産されるもので、RF設計を大幅に簡素化するのみならず、従来のGaAs/SiGeベースのRFフロントエンドソリューションに比べ、大幅なコスト削減も実現することができます。これらのRFeICはすべてベアダイで提供可能なため、無線モジュールメーカーは超小型のSiP(システムインパッケージ)を設計することも、または認定ずみの小型ZigBee/ISMモジュールを設計することもできます。これらのベアダイは対応するパッケージ品よりもさらに安価に提供され、IoT/M2Mエコシステムのハードウエア開発者に歓迎されるはずです。

RFaxisについて

2009年3月に設立されたRFaxis, Inc.は、米国カリフォルニア州アーバインに本拠を置き、RF半導体の設計と開発を専門にしています。特許技術により、当社は数十億ドル規模のWLAN 802.11b/g/a/n/ac、MIMO、IoT/M2M、ZigBee、Bluetooth、Bluetooth Low Energy、ANT、6LoWPAN、AMR/AMI、無線オーディオ・映像ストリーミング市場向けに設計された次世代無線ソリューションで、主導的役割を果しています。革新的アプローチや特許技術・独自技術を持つRFaxisは、ピュアCMOS技術を活用して世界初のRFフロントエンド集積回路(RFeIC™)を製造しています。詳しい情報はwww.rfaxis.comをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。





連絡先
Company Contact:
RFaxis, Inc.
Yongxi Qian
949-825-6300
yongxi@rfaxis.com
or
Media Contact:
Madison Alexander PR
Dan Chmielewski
949-231-2965
dchm@madisonalexanderpr.com
or
Investor Relations Contact:
RFaxis, Inc.
Keyvan Samini
Chief Financial & Strategy Officer
949-825-6300

プレスリリース情報提供元:ビジネスワイヤ