P&Gが新たな持続可能性目標を設定: パーム油サプライチェーンでの森林破壊ゼロを目指す

プレスリリース発表元企業:Procter & Gamble

配信日時: 2014-04-10 19:14:00

慣行改善のため生産地の農家と協力

(シンシナティ)- (ビジネスワイヤ) -- プロクター・アンド・ギャンブル(NYSE:PG)は本日、世界的持続可能性目標を前進させ、森林保護のために生産地の小規模農家を含むすべてのサプライヤーによる慣行改善を通じてパーム油のサプライチェーンにおける森林破壊ゼロを目指すことを明らかにしました。

P&Gの世界的持続可能性担当副社長のレン・サワースは次のように述べています。「パーム油のサプライチェーンにおける森林破壊ゼロを目指すP&Gの宣言は、明確です。その目的は、パーム油の持続可能性という難しい問題に対する有効な長期的ソリューションを見出すことにあります。当社だけでなく、業界全体やパーム油で生計を立てている小規模農家のためにサプライチェーン全体で好ましい変化を生み出すことを目指します。」

以前からP&Gは、持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)により認証されたパーム油のみを仕入れています。P&GはRSPOに加盟しており、RSPOによる持続可能なパーム油の基準を支持しています。今回設定された目標は、RSPOの認証制度のさらに先を見据えて、すべてのパーム油サプライヤーのために信頼性が高く、効果的かつ長期的に持続可能な生産慣行を確立することを目的としています。

P&Gの新たな目標は、パーム油サプライチェーン全体で森林破壊をなくすことを目的としています。具体的な取り組みは以下の通りです。

1. 2015年12月31日までにパーム油とパーム核油のサプライヤーの工場までのトレーサビリティを確立する。

2. 2020年までに農園に至るパーム油サプライチェーンにおける森林破壊をゼロとする。

パーム油については、パーム油生産工場へのサプライチェーンによる森林破壊を2020年までになくすための対策を明示した計画を2015年12月31日までに提出することをサプライヤーに対して義務付け。 パーム核油については、2020年までに森林破壊をゼロにするための生産慣行の改善を目的に小規模農家への投資と連携を開始。 3. サプライヤー、同業者、NGO、学識経験者、その他の関係者との協力の下、一貫性のある業界基準と持続可能なパーム油の調達慣行を促進する。

4. P&Gの既存のサプライヤーのためのサステナビリティ・ガイドラインに明記された普遍的な人権と、先住民の権利の支持を継続する。

5. 上記の目標達成に向けた進捗状況を年1回報告する。

さらにレン・サワースは、次のように述べています。「こうした目標は、当社の現時点の取り組みの枠を超えるものであり、当社は引き続き各サプライヤーと連携していくとともに、当社が使用するパーム油の大半を調達している現地の小規模農家に対する生産慣行改善のための投資と直接的な協力体制を維持します。これはパーム油のサプライチェーンの中で最も複雑であり、P&Gが持続的に大きな成果を上げることが可能だと考えています。」

プロクター・アンド・ギャンブルについて
P&Gはそのブランドを通じて世界中の約48億人に奉仕しています。信頼される高品質のトップブランドが、当社の世界的に強力なブランド群を構成しています。当社ブランドには、エース、オールウェイズ、アンビピュア、アリエール、バウンティ、シャーミン、クレスト、ドーン、ダウニー、デュラセル、フェアリー、ファブリーズ、フュージョン、ゲイン、ジレット、ヘッド&ショルダーズ、アイムス、レノア、マッハスリー、オレイ、オーラルB、パンパース、パンテーン、プレストバルバ、SK-II、タイド、ヴィックス、ウエラ、ウィスパーがあります。P&Gコミュニティーは、世界の約70カ国で事業を展開しています。P&Gとそのブランドについての最新ニュースと詳細情報は、http://www.pg.comをご覧ください。

P&Gのパーム油に対する取り組みの詳細は、P&G Sustainability/Palm Oilをご覧ください。

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