フィリピン大型台風被災地で600人以上の子どもたちをサポート

プレスリリース発表元企業:認定NPO法人国境なき子どもたち

配信日時: 2014-04-04 09:49:18

阪神淡路大震災に匹敵する人的被害を出したフィリピン大型台風ハイエン(30号)。発災から約5ヵ月が経ち報道も少なくなりました。その被災地では毎日600人以上の子どもたちが、KnKチルドレンセンターの開始時間を楽しみに待っています。



2013年11月8日にフィリピン中部を襲った大型台風ハイエン(30号)。1,400万人以上が被災し、6千人以上が亡くなりました。人的被害は1995年に日本で起き­た阪神淡路大震災に匹敵します。

2014年1月、KnKは被害が最も大きく、被災前から貧困や児童労働などが問題とされていた東ビサヤ­地方の3ヵ所に、チルドレンセンターを開設しました。

いずれのセンターも、学校に通っている就学児とOSYと呼ばれる学校に通っていない子どもとで時間帯を分け、補習授業を行っています。算数や英語だけでなく、心的ストレス軽減を目的とした絵画や作文などの授業も実施しており、特に歌や踊りの時間は子どもたちも元気いっぱいに参加しています。

大規模な自然災害の後は家庭の経済状況がひっ迫し、子どもたちが学校に行くのを断念したり、大人たちのストレスに曝され暴力を受けたりすることも少なくありません。

KnKは、補習授業と並行してソーシャルワーカーによる子どもたちの家庭訪問にも注力しています。支援開始後、それら一連の活動を通じて虐待を受けている子どもを発見し、関係機関に保護を依頼したケースもありました。
皆さまから継続したご支援をいただければ、KnKはさらに数ヵ月活動を延長し、被災地の諸問題に対応することが可能となります。

学習を通じて心のケアを――。被災した子どもたちを取り巻く環境を少しでも改善し、ひいては彼らが子どもらしくいられる場所や時間を確保するために、一層のご支援をお願いいたします。

※フィリピン台風被災地における活動は、NPO法人ジャパン・プラットフォームからの助成と日本の皆さまのご寄付により、日本人駐在員2名を派遣して実施しています。


フィリピン大型台風ハイエン被災地の青少年を支援する国境なき子どもたちの活動にご参加ください。

■支援受付方法 (国境なき子どもたちへのご寄付は税制優遇されます)

1. オンライン:http://www.knk.or.jp/donate/net.html

2. ゆうちょ銀行
加入者名:特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
口座番号:00120-2-727950

3. 三菱東京UFJ銀行 高田馬場支店
口座名義:特定非営利活動法人 国境なき子どもたち
口座番号:普通 1017631

4.「毎日の力!50円」継続サポートを通じて寄り添っていただけませんか。
オンライン:http://www.knk.or.jp/donate/continue.html

5. お電話で資料をご請求ください TEL:03-6279-1126 (平日10:00-18:00)


国境なき子どもたちとは?
認定NPO法人国境なき子どもたち(KnK)は、「世界の恵まれない青少年を支援すること」、そして「日本の一般市民、とりわけ若い世代の人々に対し教育啓発すること」を使命とし、1997年に日本で設立されました。
日本と世界の子どもたちが「共に成長する」ことを理念に、2014年現在は、日本(東北地方)を含む世界約10の国と地域で活動しています。

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