東芝：複合機やプリンタのモータ制御に適したマイコン新製品のサンプル出荷について

東芝：複合機やプリンタのモータ制御に適したマイコン新製品のサンプル出荷について

（東京）- （ビジネスワイヤ） -- 東芝は、英ARM社Cortex™-M4Fコアを搭載したマイコン「TX04シリーズ」の新製品として、複合機（MFP）や各種プリンタのモータ制御向けの4製品「TMPM462F15FG」、「TMPM462F10FG」、「TMPM461F15FG」、および「TMPM461F10FG」をラインアップに追加し、11月からサンプル出荷を開始します。また、量産出荷は2014年春から開始する予定です。

東芝：モータ制御に適したCortex(TM)-M4Fコアベースのマイコン新製品 （写真：ビジネスワイヤ）

MFPや各種プリンタのモータ制御アプリケーションは高機能化しており、制御マイコンには制御ソフトウェアを保存するための大容量メモリや多チャネル通信機能、高分解能センサとのインタフェース機能が求められます。本製品は、最大1.5Mバイトの大容量フラッシュメモリと193KバイトのSRAMを内蔵し、20チャネルのシリアルインタフェースと20チャネルの高分解能12bit A/Dコンバータを搭載しました。これにより、従来必要だった外部メモリやインタフェース拡張用ICなどの部品が不要となり、システムコストの低減に貢献します。また、メモリの内蔵化によってコアCPUとメモリ間で一度に伝送できるデータ量が外部メモリを使用した場合と比べて増えるため、処理性能の向上も可能です。
なお、本製品は内蔵フラッシュメモリ容量とパッケージのピン数が異なる4種類をラインアップしており、システム規模や用途に合わせた選択が可能です。

新製品の主な特長

Cortex™-M4Fコア 最大動作周波数120MHz 2種類の大容量フラッシュメモリ（1.5Mバイト/1.0Mバイト）から選択が可能 ピン数の異なる2種類のパッケージ（176ピン/144ピン）から選択が可能 豊富な通信機能を搭載（20チャネルのシリアルインタフェース、20チャネルの12bit ADコンバータ） デジタルAV機器に適したリモコン受信回路とCEC^（注1）回路を搭載 応用機器

モータ制御機器（MFP、各種プリンタ）、デジタル・AV機器、OA機器、PC周辺機器など

  製品のサンプル価格および出荷時期

品番   ROM（Flash） サイズ

  SRAMサイズ   パッケージ   サンプル タイプ   ピン数   ピンピッチ 価格（税込）   出荷時期 TMPM462F15FG 1.5Mバイト 193Kバイト LQFP
(20×20mm) 176 0.4mm 1000円 2013年 11月

TMPM462F10FG 1.0Mバイト 900円 TMPM461F15FG 1.5Mバイト 144 0.5mm 900円 TMPM461F10FG   1.0Mバイト           800円     注1：CEC : Consumer Electronic Control。AV機器間を結ぶシリアルインタフェース。

*ARMおよびCortexはARM LimitedのEUおよびその他の国における商標もしくは登録商標です。

本製品のさらに詳しい内容については下記Webサイトをご参照ください。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/new_products/micro/1328431_37641.html

当社ARMコア搭載マイコンについては下記ホームページをご覧ください。
http://www.semicon.toshiba.co.jp/product/micro/lineup/1273886_39416.html

お客様からの製品に関するお問い合わせ先：
ミックスドシグナルIC営業推進部 Tel:044-548-2821

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プレスリリース情報提供元：ビジネスワイヤ