ジェムアルトがクアルコムの技術を搭載し、M2Mソリューションの設計・導入の期間短縮とコスト効率の向上を実現

プレスリリース発表元企業:Gemalto

配信日時: 2013-05-22 19:33:00

ジェムアルトがクアルコムの技術を搭載し、M2Mソリューションの設計・導入の期間短縮とコスト効率の向上を実現

(ラスベガス)- (ビジネスワイヤ) -- CTIAワイヤレス - デジタルセキュリティーの世界的リーダー企業ジェムアルト(Euronext NL0000400653 GTO)は、当社部門のシンテリオンが提供するセルラー通信向けのモジュールおよびデバイスに、クアルコム・テクノロジーズのQSC 6270-Turboチップセットをベースとする新しいモジュールを追加します。この新しいデバイスは、ジャバ(Java™)(1)、そしてセンサーロジック(SensorLogic)のクラウドベースのサービス型ソフトウエア(SaaS)プラットフォームをサポートしているため、ジェムアルトは機器間(M2M)技術の導入を簡素化し、カスタマイズアプリケーションの開発期間を短縮するような次世代の組み込みソリューションおよびサービスを提供することができます。シンテリオン製M2Mによるエンドツーエンドのソリューションポートフォリオにより、車載テレマティックス、追跡・追尾、警報システム、モバイルヘルスなどの多様なアプリケーションで、セキュアな無線接続を実現することができます。

これらのシンテリオン製モジュールはアプリケーションプロセッサーの処理能力を活用し、モジュールに直接インストールされた顧客のアプリケーションソフトウエアをホストします。そのため処理チップやメモリーチップのための追加コストがなく、全体的なコストや複雑さ、スペースを削減可能です。複数のアプリケーションを並列に実行でき、またリッチなアプリケーション開発環境により、Java開発者の世界的な大規模コミュニティーは既存リソースを再利用し、完全なシステム統合までの時間を短縮することができます。また、このアーキテクチャーにより、無線管理(OTA)によるプロビジョニングとリモートアップデートが簡素化されるため、10年以上もフィールドに設置されたままという場合が多いM2Mアプリケーションを遠隔管理することができます。シンテリオンのモジュールおよびソリューションは、センサーロジックのアプリケーション・イネーブルメント・プラットフォームとシームレスに統合されているため、あらゆるデバイスは事業業績を最適化する管理可能な資源へと即座に転換します。

医療機器、自動車、スマートメーターから、輸送コンテナや警報システムに至るまで、従来以上に多くの製品がセンサーを備えるようになっており、それらセンサー全体によって膨大な量のデータが収集されています。現状では、こうしたデータの大部分はサイロ化され、独立したままとなっています。また組み込みソフトウエア開発のほとんどでは相変わらず特定のデバイス用にカスタマイズされており、開発サイクルの遅滞化や相互運用性の問題につながっています。シンテリオンとセンサーロジックによるクラウドベースのサービス型ソフトウエア(SaaS)プラットフォームなど、ジェムアルトのM2M部門が提供する完全なエッジ・ツー・エンタープライズ製品により、ネットワークの端から得られるビッグデータを、あらゆる種類の既存プロセスへとシームレスに統合することができます。

クアルコム・テクノロジーズの製品管理担当バイスプレジデントであるNakul Duggal氏は、次のように語っています。「QSC6270-TurboチップセットにオラクルのJavaを統合したのは、世界のJava開発コミュニティーがセルラー方式のM2Mアプリケーションを構想・開発・導入できるようにしたいと考えたからです。ジェムアルトがモノを結ぶインターネットのビジョンを当社と共有していること、またクアルコム・テクノロジーズがJavaエコシステムに提供している当社技術を活用しながら、ジェムアルトがJava対応のQSC6270-Turboを同社の完全なソリューションに追加したことは、当社にとって喜ばしい限りです。」

ジェムアルトM2M製品ポートフォリオ担当ヘッドのAndreas Haegeleは、次のように語っています。「Javaとセンサーロジックの両方をサポートする強力なM2M製品ファミリーの整合を行うことで、ビッグデータの統合と格闘しているヘルスケア、物流、自動車、スマートエネルギー、その他あらゆる業界の顧客に対し、M2Mソリューションのライフサイクルの設計・導入・管理のための優れたツールを提供することができます。当社は2003年にシンテリオン製M2Mモジュールに初めてJavaを追加し、業界の革新に着手しました。クアルコム製品ベースのモジュールファミリーの機能を拡大して、M2Mのビジネスモビリティーとセキュリティーを高める3Gソリューションをマスマーケットに提供できることは、大きな喜びです。」

CTIAでジェムアルトの5625番ブースを訪れ、Javaベースのモバイルヘルスのデモをご覧ください。

1 クアルコム・テクノロジーズのQSC6270-Turboチップセットに搭載されたOracle Java ME Embeddedにより、モジュールや市場導入後のアップグレードでソフトウエアを配信できるため、デバイスメーカーは組み込みソリューションの寿命を延長し、柔軟性や価値を高めることができます。

クアルコム・テクノロジーズはクアルコム・インコーポレイテッドの完全子会社です。

ジェムアルトについて

ジェムアルト(Euronext NL 0000400653 GTO)はデジタルセキュリティーの世界的リーダー企業で、2012年度には22億ユーロの売上高を上げ、世界43カ国に展開する83カ所の事業所と13カ所の研究開発センターに1万人以上の従業員を擁しています。

当社は急速に進化するデジタル社会の中核を担っています。世界の何十億もの人々は以前にも増して、いつでもどこでも楽しく安全に、コミュニケーション、旅 行、ショッピング、バンキング、娯楽、仕事を行なうための自由を求めています。ジェムアルトは、パーソナルモバイルサービス、決済セキュリティー、認証クラウドアクセス、個人情報およびプライバシー保護、効率的な電子ヘルスケアおよび電子政府、手軽な発券、高信頼性機器間(M2M)アプリケーションに関し、拡大するニーズに応えています。ジェムアルトはセキュアな組み込みソフトウエアおよびセキュアな製品を開発し、その設計とパーソナライズを行っています。当社のプラットフォームとサービスが、これらの製品、製品内の機密データ、製品で実現される高信頼性エンドユーザー・サービスを管理しています。

当社の革新的技術により、当社の顧客は信頼性の高い便利なデジタルサービスを何十億人もの個人に提供することができます。デジタルおよびワイヤレスの世界でジェムアルトのソリューションを利用してやり取りする人々が増えるとともに、当社は発展を続けています。

詳細についてはwww.gemalto.comwww.justaskgemalto.comblog.gemalto.comをご覧いただくか、ツイッターで@gemaltoをフォローしてください。

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