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新興市場銘柄ダイジェスト:Arentは続落、ブライトパスは急騰
*15:42JST 新興市場銘柄ダイジェスト:Arentは続落、ブライトパスは急騰
<4594> ブライトパス 55 +3
急騰。開発パイプラインBP1209(完全個別化ネオアンチゲン・ワクチン)に関連する特許出願が、日本特許庁から特許査定の通知を受けた。今回の特許は、完全個別化がん治療用ネオアンチゲン・ワクチンBP1209を構成するリンカー技術に関するもの。樹状細胞はワクチンを取り込み、リンパ節でネオアンチゲンをT細胞に提示することでネオアンチゲンを目印にがん細胞を殺傷するT細胞の活性化と増殖を誘導するが、このネオアンチゲンと抗体をつなぐ役割を果たすのが、本特許の対象であるリンカーとなる。
<4598> DELTA-P 601 +100
ストップ高買い気配。DFP-10917関連パイプラインの臨床試験の最新情報を発表、標準療法が無効又は再発の急性骨髄性白血病(R/R AML)の患者を対象に実施中のDFP10917単剤の臨床第3相比較試験は、安全性独立委員会(DSMB)へ中間解析データを提出した。また、DFP-14927(DFP-10917のPEG誘導体)の拡大臨床試験を、GEM/nab-PTX併用療法が無効の膵臓がん患者を対象に、病勢コントロール率(DCR)の改善25%以上を効果指標として実施する予定とした。
<5254> Arent 2580 -57
続落、年初来安値更新。8日受付でSBIインベストメントが財務省に大量保有報告書(5%ルール報告書)を提出したが、株価へのポジティブな影響は限定的となっている。報告書によれば、SBIインベストメントのArent株式保有比率は6.45%から12.69%(829,400株)に増加したことが判明した。報告義務発生日は12月1日。無限責任組合員となっているSBI4&5投資事業有限責任組合及びSBI4&5投資事業有限責任組合2号の保有目的は純投資としている。
<340A> ジグザグ 383 -6
続落。体験アクティビティ予約管理システム「JTB B?KUN」を推進するJTBと事業者支援に向けた協力体制を構築したと発表し、買い先行も上値は重い。今回の協力体制により、「JTB B?KUN」が持つ体験アクティビティ事業者・地域事業者とのネットワークを活かし全国規模で「インバウンドナビ」の普及を推進する。旅ナカでは“手ぶら購入”を可能にする「旅ナカクリック」、旅アトでは「WorldShopping BIZ」を通じて、地方からでも世界中の顧客と継続的につながる仕組みを提供する。
<9348> ispace 431 -4
もみ合い。同社は現在、日本・米国・ルクセンブルク(欧州)の3拠点に営業及び開発拠点を有しているが、新たにサウジアラビア王国における事業機会の創出を目的に、同国に連結子会社を設立することを決定した。現地法人の設立を通じて既存のステークホルダーとの関係を更に強化し、双方にとって価値のあるパートナーシップの機会を共に検討・創出することで、同国における長期的な連携を目指す。今後、正式な手続きを完了し同国政府から必要な承認・認可を取得した後、26年に現地法人の正式な設立を予定している。
<2586> フルッタ 124 +1
反発。8日の取引終了後に、創立23周年を記念し、ブラジルパラ州トメアス市に駐在員事務所を開設したことを発表し、好材料視されている。新型コロナ禍以降アサイーの需要が増しており、より一層のCAMTA生産原料の供給体制や品質管理強化の必要性が高まり、コミュニケーションの円滑化のためサプライヤーであるトメアス総合農業協同組合(CAMTA)の敷地内に駐在員事務所を設置した。また、社員の常駐によりCAMTA理事ならびに組合員や地域の人々との関係性強化も図っていくとしている。《NH》
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