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【株式市場】日経平均は23円安で3日続落、関税交渉への懸念はひと息つくが材料株などを個別に物色
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万7446円81銭(23円86銭安)、TOPIXは2771.11ポイント(6.18ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は16億6704万株
6月3日(火)後場の東京株式市場は、自動車株の中で北米比率の高いSUBARU<7270>(東証プライム)が堅調で、海運株も小高くなったため、日米関税交渉への警戒感は強くないとされたが、前場上げた半導体関連株や重工・防衛関連株の中に値を消す銘柄が見られた。中で、ハウス食G<2810>(東証プライム)、良品計画<7453>(東証プライム)などは一段と上げ、業績予想の増額が好感された内田洋行<8057>(東証プライム)も一段高。日経平均は13時過ぎから上げ幅数十円の水準で低空飛行を続け、大引けは小安くなり3日続落となった。
後場は、東和薬品<4553>(東証プライム)が14時過ぎから急伸し家族性アルツハイマーの最終治験に関する発表に期待高揚。西川計測<7500>(東証スタンダード)は6月決算への期待強まるとされ終盤尻上がり。協栄産業<6973>(東証スタンダード)は加賀電子<8154>(東証プライム)によるTOBで2日連続ストップ高。オルツ<260A>(東証グロース)は大株主の保有割合低下材料視が好材料視され上場来の安値圏から急伸。アイズ<5242>(東証グロース)は一段と上げて連日ストップ高となり商品サービスを宣伝したい企業とYouTuberを直接つなぐマッチングプラットフォームに企業からのオファーが12倍との発表を好感。
東証プライム市場の出来高概算は16億6704万株(前引けは7億8401万株)、売買代金は4兆108億円(同1兆9831億円)。プライム上場1630銘柄のうち、値上がり銘柄数は568(前引けは545)銘柄、値下がり銘柄数は997(同1021)銘柄。
東証33業種別指数は14業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、機械、海運、石油石炭、その他金融、鉄鋼、小売り、空運、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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