東京ドームシティが大規模リニューアルへ、新劇場やフードゾーンなど登場

2023年1月25日 08:08

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東京ドームシティ(東京ドームの発表資料より)

東京ドームシティ(東京ドームの発表資料より)[写真拡大]

  • 新ロゴマーク(東京ドームの発表資料より)

 総合エンターテイメント施設の東京ドームシティ(東京都文京区後楽)が、2024年夏まで大規模リニューアルに入る。施設を運営する東京ドームと親会社の三井不動産が明らかにしたもので、開業20周年を迎える商業施設「ラクーア」で過去最大規模のリニューアルを実施するとともに、吉本興業グループと共同の新劇場が登場する。

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 リニューアルは、これまで以上に憩い、にぎわう空間を生み出すことが目的で、コンセプトに「心が動く、心に残る。」を掲げた。これに合わせ、3月31日から多彩なつながりと感動を表現した新しいロゴマークに切り替える。

 ラクーアは4月中旬、約1,000平方メートルに約25店が出店するフードゾーンを新設し、素材や産地にこだわった弁当、サラダボウルなどを販売する。出店する店舗はシューマイの「小洞天」、惣菜の「RF1」、食肉の「千駄木腰塚」など。

 物販、飲食の店舗が約20店新規・改装オープンする。香港点心の「ティム・ホー・ワン」、鮮魚の「魚市場成田屋」、トレンドアイテムの「USAGI ONLINE STORE」など有名店が集まる。館内のスパには広さ約300平方メートルのプライベートサウナが開業、全6室が用意される。

 JR東日本、都営地下鉄の水道橋駅に近い場所には、吉本興業グループとのタイアップで新劇場が12月に誕生する。名称は未定だが、客席は約700席となる予定で、オンライン配信にも対応する。

 アトラクションでは人気ジェットコースターの「サンダードルフィン」に新車両を登場させる。このほか、長さ100メートル超のデジタルサイネージに囲まれた芝生広場を設けるのに加え、周辺の各駅に向けて多数のLEDビジョンを常設し、東西南北の導線を強化する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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