地球に最も近いブラックホール発見 一角獣座X-1の4700光年先を更新

2022年11月19日 11:26

印刷

記事提供元:スラド

ハワイのジェミニ天文台が、地球に最も近いブラックホールを発見したそうだ。今回発見されたブラックホールは「ガイアBH1」と呼ばれ、地球から見て黄道上のへびつかい座の方向に位置する。質量は太陽の10倍ほどだという。距離にすると1600光年離れており、これは天文学的スケールからすると非常に近い距離であるとされる。これまでに発見されていたブラックホールで最も近いとされていた「一角獣座X-1」と比べると、新たに発見されたガイアBH1は地球との距離は3分の1ほどという近距離。ジェミニ天文台を運用している米NSF国立光赤外線天文学研究所は「私たちの宇宙のすぐ裏庭」ほどの距離だと説明している(Oxford AcademicGIGAZINEニューズウィーク日本版)。 

スラドのコメントを読む | Linuxセクション | Linux | Debian | ニュース | 宇宙

 関連ストーリー:
活動銀河 NGC 1068 がニュートリノを放出している証拠 2022年11月08日
天の川銀河中心のブラックホールの撮影に初めて成功 2022年05月14日
NASAがブラックホールの音をYouTubeにて公開 2022年05月10日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事