小田急百貨店新宿店、10月4日から西口ハルクで改装オープンへ

2022年9月8日 15:53

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地下1階の売り場イメージ。左は化粧品売場、右は和洋菓子売場のイメージ(小田急百貨店発表資料より)

地下1階の売り場イメージ。左は化粧品売場、右は和洋菓子売場のイメージ(小田急百貨店発表資料より)[写真拡大]

 新宿駅西口再開発により10月2日で本館の営業を終える小田急百貨店新宿店(東京都新宿区西新宿)は、10月4日から隣接するショッピングセンター「新宿西口ハルク」を改装して営業を再開する。さらに12月には近くのショッピングセンター「小田急エース北西館」に食品売り場を出店し、デパ地下を強化する。

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 新宿西口ハルクでは地下2階から地上2階までと7階をフロアにする。地下2階は食料品売り場。本館から生鮮食品に加え、惣菜、弁当、パンの専門店を移し、デパ地下ならではの魅力ある商品を並べる。洋菓子・惣菜の「西洋銀座」、弁当の「キンタン・イン・ザ・ハウス」など新規出店を含む45店を展開する。

 地下1階は化粧品や和洋菓子の売り場となる。化粧品売り場は51ブランドの46店が登場する。新規出店は「ジョー・マローン・ロンドン」、「アヴェダ」など。和洋菓子売り場は「銀座甘楽」、「深川伊勢屋」など新規出店を含む25店が集まる。

 1階はファッションとアクセサリー、雑貨売り場。インターナショナルブティックとして14店が集結、「ジョルジオ・アルマーニ」、「和光サイト」などが新登場する。中2階はゴルフウエアブランド9店を展開する。

 2階はハンドバッグと婦人靴、婦人服飾雑貨売り場を設ける。ハンドバッグ売り場には13店を集めるほか、ポップアップスペースも設置する。7階はギフトサロンやイベントスペースとして活用する。

 本館跡地は小田急電鉄と東京地下鉄が進める新宿駅西口再開発で大型複合施設が建設される計画。これに伴い、小田急百貨店新宿店は西口ハルクへ移転する格好となった。売り場はコンパクトになるが、小田急オンラインショッピングと連携してデジタル面強化で対応する。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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