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ロボアドバイザー「ウェルスナビ」、預かり資産が7000億円突破
ウェルスナビは10日、同社が運用するロボアドバイザー「ウェルスナビ」の預かり資産残高が、7,000億円を突破したと発表した。2016年7月のサービス提供開始から、およそ5年10カ月での到達となり、預かり資産および運用者数はロボアドバイザーとしては国内トップとなる。
【こちらも】ウェルスナビの「ロボアドバイザー投資」は、資産形成に大きな一石を投じるか⁉
ウェルスナビは、「長期・積立・分散」の資産運用を自動で行なうロボアドバイザーだ。Webサイトやアプリ上で手続きが完結することから、主に働く世代の支持を得ている。
地域金融機関との連携も進んでいる。2022年4月には、浜松いわた信用金庫(静岡県)の顧客へ向けた「夢おいNavi」、中京銀行(愛知県)の顧客を対象にした「おまかせNavi」にて、NISA対応サービス「おまかせNISA」の提供も開始した。
ウェルスナビの特徴として、資産運用の自動化に加え、20~50代の働く世代の利便性向上に特化したサービス内容があげられる。Webまたはスマホアプリで5つの質問に答えるだけで顧客に合わせた運用プランを提案し、いつでも資産状況を確認できる。多忙な世代のスキマ時間活用による資産運用を訴求している。
手数料は、一律で預かり資産の1%(税込1.1%)。ただし、預かり資産が3,000万円を超える部分は0.5%。あわせて、資産運用アルゴリズムをホワイトペーパーで公開しており、顧客はいつでも確認できる。
ウェルスナビでは、投資スタイルに合わせた資産運用をサポートするため、「ライフプラン」や「ミリトレ(少額ETF取引機能)」といった様々な機能も提供。資産運用のアドバイはAIが行なう。「リバランス機能付き自動積立」や「自動税金最適化(DeTAX)」といった機能の中核技術では、ウェルスナビが特許を取得している。
ウェルスナビでは、2022年5月にオフィスを増設。今後は採用も強化し、既存事業の拡大に加えて、新規事業の促進も目指す方針だ。(記事:大野 翠・記事一覧を見る)
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