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ポケトーク、AI翻訳「ポケトーク」をスマホアプリで提供開始
AI翻訳アプリ「ポケトーク」の画面イメージ。(画像: ソースネクストの発表資料より)[写真拡大]
ソースネクスト(東京都港区)の子会社ポケトークは26日、AI通訳アプリ「ポケトーク」の提供を開始した。週額120円から利用でき、70言語を音声とテキストに翻訳できる。これまで専用端末を販売してきたが、スマートフォンでも使えるようにし利便性を上げた。
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ポケトークアプリでは、70言語の音声・テキストに加えて、12言語はテキストだけで翻訳可能。月額は360円、年額は3600円で提供する。ソフトバンクとワイモバイルのユーザーを対象に、6カ月無料キャンペーンも10月31日まで展開する。
使い方は、発話する際にアプリ上の翻訳ボタンを押し、話し終わったらボタンから手を離す「プッシュ&トーク形式」だ。クラウド上にある最新のエンジンとAIを用いているため、精度の高い翻訳をスピーディに出力可能という。
カメラ翻訳機能も搭載。看板や書類など、翻訳したい文章をカメラで撮影すると、どの言語か自動認識し、翻訳した結果をスマホ上に表示する。履歴が残るため、後から確認することもできる。カメラ翻訳の対応言語は55となる。
ポケトークアプリは、発音の練習にも活用できる。履歴に残っている文章を発音すると正誤判定を行い、発音の間違えている箇所を赤字で表示。正しい発音を繰り返し確認でき、再生スピードも3段階から選べる。
ポケトークは2017年12月に発売され、2021年9月時点で累計出荷台数が90万台を超えたAI翻訳機。ベーシックな機能を搭載した「ポケトークW」は9900円で販売しており、高機能でコンパクトな「ポケトークS」は3万2780円。高機能で大画面の「ポケトークSプラス」は3万4980円で販売している。
専用端末はWi-Fiの無い地域でもそのまま使える点が利点のひとつ。契約不要で通信料2年間不要のモバイル通信機能を内蔵している。最新モデルでは、中国語や英語など36の言語の会話レッスンをAIを相手に行うこともできる。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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