京都のイオンタウン久御山、買い物環境を整備してリニューアルオープン

2021年6月18日 17:10

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リニューアルしたイオンタウン久御山(イオンタウン発表資料より)

リニューアルしたイオンタウン久御山(イオンタウン発表資料より)[写真拡大]

 京都府久御山町森大内のイオンタウン久御山が18日、館内と駐車場を結ぶエスカレーターの新設など買い物環境を整備してリニューアルオープンした。京都府と滋賀県、岐阜県で店舗展開する総合リサイクルショップの「トレジャーハンター」など3店舗が新たに出店、地域住民に寄り添うショッピングセンターとして再スタートを切った。

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 イオンタウン久御山は2階建て延べ約2万4,000平方メートル。このうち、総賃貸面積が約1万8,000平方メートルで、衣料のユニクロ、家電製品のエディオンなど10の専門店が入居している。新たに入居したのはトレジャーハンターに加え、京都府2店舗目となるスポーツ専門店の「スポーツオーソリティ」、京都府内最大の売り場面積で登場する100円ショップの「ダイソー」の3店舗。駐車場は約700台分を確保した。

 イオンタウン久御山は2000年、「ロックタウン久御山」としてオープンし、2011年に現在の名称に変更。道路をはさんだ隣接地で営業するイオンモール久御山とともに、京都府南部を代表する大型ショッピングゾーンを形成してきた。

 しかし開業から20年以上が経過し、施設は老朽化が進んだこともあり、美観を向上させるリニューアルを実施。加えて館内と駐車場を結ぶエスカレーターの新設や、共用部照明のLED(発光ダイオード)への切り替えによる照度向上、トイレの増設などを行なった。

 久御山町は京都市の南隣にあり、人口約1万5,000人。久御山工業団地が整備され、金属、プラスチック加工や食品製造などの工場がある工業中心の地域だったが、イオンモールとイオンタウンの開業後、近隣から買い物客を集める商業の街に変わりつつある。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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