福井のアピタ敦賀店、「MEGAドンキUNY」のWネーム店に 5月18日から

2021年5月8日 08:58

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MEGAドン・キホーテUNY敦賀店のオープンイメージ(PPIH発表資料より)

MEGAドン・キホーテUNY敦賀店のオープンイメージ(PPIH発表資料より)[写真拡大]

 福井県敦賀市中央町のスーパー・アピタ敦賀店が、「MEGAドン・キホーテUNY」のWネーム店として、5月18日にリニューアルオープンする。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)グループが進めるアピタ、ピアゴ約80店Wネーム化の一環で、これで転換した店舗は49になる。

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 新店はMEGAドン・キホーテUNY敦賀店で、地上4階建ての1、2階を売り場とする。店舗面積は直営部分だけで約6,000平方メートル。生鮮食品から加工食品、酒、日用消耗品、家庭雑貨品、衣料品、化粧品、玩具、家電製品、ペット用品などを販売する。約680台分の駐車場、約150台分の駐輪場を備えている。

 店舗から3キロ圏内に比較的子育て世帯が多い地域の特徴を重視し、ファミリー層が楽しく買い物できるように食料品売り場を1.3倍に拡張するほか、子どもが立ち寄りたくなる駄菓子売り場を新たに設ける。食べ盛りの子どもがいる世帯向けに「メガ盛り」など生鮮食品の大容量パックをそろえ、地域一番のディスカウント価格で提供する。

 Wネーム店転換はドン・キホーテホールディングス(現PPIH)が、アピタやピアゴを運営するユニー・ファミリーマートホールディングス(現ファミリーマート)と資本業務提携したのを受けて、2018年からスタートした。その後、ドンキHDがユニーを完全子会社化し、Wネーム店の展開を全国で加速させている。

 PPIHグループが持つ時間消費型の店舗づくりと、ユニーのノウハウを融合させることが狙い。2018年は横浜市神奈川区神之木町の横浜大口店など6店、2019年は岐阜県可児市中恵土の可児店など23店、2020年は愛知県小牧市堀の内の小牧店など18店、2021年は敦賀店など2店がWネーム店に転換した。

 転換したWネーム店の業績はおおむね好調で、PPIHグループは2022年中をめどに約80店をWネーム店としたい考え。11月中旬には静岡県牧之原市細江のピアゴ榛原を転換することにしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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