gooddaysホールディングスは反発の動き、22年3月期収益拡大期待

2021年4月8日 08:41

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 gooddaysホールディングス<4437>(東マ)は、シェアリングエコノミーや「暮らし×IT」による新しいライフスタイルの創出を目指し、SEサービスビジネスやリノベーションビジネスなどを展開している。21年3月期は新型コロナウイルスの影響で減収減益予想だが、22年3月期の収益拡大を期待したい。株価は下値固め完了して反発の動きを強めている。出直りを期待したい。

■ITセグメントと暮らしTechセグメントを展開

 シェアリングエコノミーや「暮らし×IT」による新しいライフスタイルの創出を目指し、子会社オープンリソースのITセグメント(SEサービス事業、請負事業、物販事業)と、子会社グッドルームの暮らしTechセグメント(リノベーション事業、不動産仲介・オペレーション事業、メディア事業)を展開している。

 20年12月にはコクヨ<7984>と資本業務提携(市場外の相対取引でコクヨが議決権比率1.09%保有)した。21年4月には子会社オープンリソースがアネックスを子会社化(孫会社化)した。

 また3月29日には、グローバル・ブレインの100%子会社gbDXTechnology(gbDX)との資本業務提携(gbDXに対して第三者割当増資、4月13日払込期日)を発表している。

■21年3月期は新型コロナ影響だが、22年3月期の収益拡大期待

 21年3月期の連結業績予想は、売上高が20年3月期比7.5%減の53億27百万円、営業利益が78.9%減の80百万円、経常利益が79.1%減の80百万円、当期純利益が99.4%減の1百万円としている。

 第3四半期累計は売上高が前年同期比10.5%減の37億67百万円、営業利益が92.6%減の20百万円だった。新型コロナウイルスの影響で減収減益だった。請負ビジネスやリノベーションの新規受注の後倒し、SEサービスやオペレーションビジネスの稼働率の低下などが影響した。ITは16.9%減収、暮らしTechは0.4%減収だった。

 21年3月期は新型コロナウイルスの影響で減収減益予想だが、22年3月期の収益拡大を期待したい。

■株価は反発の動き

 株価は下値固め完了して反発の動きを強めている。週足チャートで見ると26週移動平均線を回復した。出直りを期待したい。4月7日の終値は1130円、時価総額は約37億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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