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英ポンド週間見通し:もみ合いか、米長期金利の動向が手掛かり材料に
記事提供元:フィスコ
*14:30JST 英ポンド週間見通し:もみ合いか、米長期金利の動向が手掛かり材料に
■強含み、追加財政支出への思惑広がる
今週のポンド・円は強含み。米長期金利の上昇を嫌気したポンド売り・米ドル買いが活発となった関係でポンド・円は3月2日に148円12銭まで下落したが、米ドル・円相場が円安方向に振れたことや、英国政府による追加財政支出の思惑が広がり、4日に150円73銭まで買われる場面があった。取引レンジ:148円12銭−150円73銭。
■もみ合いか、米長期金利の動向が手掛かり材料に
来週のポンド・円は、もみ合いか。英国政府は新型コロナウイルス対策の制限措置を段階的に解除するが、経済活動の拡大につれて英中央銀行による追加金融緩和の可能性は低下しており、ポンド買い材料になる。ただ、米長期金利上昇などで主要国の株安が続いた場合、リスク回避的なポンド売り・円買いがやや強まる可能性は残されている。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・12日:1月国内総生産(12月:前月比+1.2%)
・12日:1月鉱工業生産(12月:前月比+0.2%)
予想レンジ:148円50銭−151円00銭《FA》
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