日医工は朝安のあと持ち直す、32日間製造停止などの行政処分が出て「出尽し感」

2021年3月4日 14:38

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■「ジェネリック大手3社」東和薬品は堅調、沢井製薬は一時堅調

 日医工<4541>(東1)は3月4日の前場、一時3%安の899円(28円安)まで下げ、前引けは0.8%安の920円(7円安)と持ち直した。

 3日、医薬品の製造を32日間停止するなどの行政処分を、「品質試験等における不適合の結果について、適切な措置を実施しなかった」(同社3日発表リリースより)などの理由で同日受けたと発表。今後の株価への影響度は不透明だが、市場関係者からは、処分内容が明らかになったため次第に懸念出尽し感が広がったとの見方が出ている。

 同社はジェネリック医薬品(後発医薬品)大手3社の一角。東和薬品<4553>(東1)は一時2218円(29円高)まで上げて堅調に推移。沢井製薬<4555>(東1)は一時4835円(5円高)まで上げる場面があった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【特集】第2、第3のテレワーク関連株に注目、仮想デスクトップ・テレビ会議関連など(2020/02/03)
【株式評論家の視点】昭栄薬品はオレオケミカルの専門商社、自社株買い実施に光通信が保有(2020/01/09)
【株式評論家の視点】北の達人コーポは「刺す化粧品-ディープパッチシリーズ」が大ヒット、700円割れが下値として意識(2020/01/16)
【ブロックチェーン・STO関連銘柄特集】新たな金融サービスの広がりに期待(2019/12/11)
【株式評論家の視点】プレナスは通期業績予想を据え置き、配当利回り3%(2020/01/18)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事