【株式市場】日経平均は後場も強いまま値を保ち大引けにかけて一段上げて終値での30年ぶり高値を更新

2021年1月25日 16:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万8822円29銭(190円84銭高)、TOPIXは1862.00ポイント(5.36ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億1645万株

 1月25日(月)後場の東京株式市場は、ファーストリテ<9983>(東1)が好業績への期待再燃とされて一段高となり、前引けにかけてダレた東京エレクトロン<8035>(東1)などが次第に盛り返した。日経平均はほぼ前引けと同水準で始まり、14時半過ぎまで140円高(2万8770円)前後で一進一退を続け、大引けに一段高。終値で30年ぶりの高値を更新した。

 後場は、GMB<7214>(東1)が韓国事業への同国の補助金適用が材料視されて引き続きストップ高を交えて急伸商状で推移。イマジカグループ<6879>(東1)は米国子会社の株式譲渡や事業再編などが材料視されて大きく出直り、富士ソフトサービスビューロ<6188>(東2)はワクチン接種に関するコールセンター設置構想などが材料視されて出直り拡大。ハウテレビジョン<7064>(東マ)はオンライン就活が人気とされて出直り拡大。テリロジー<3356>(JQS)は警察庁からの受注など好感されて急伸しストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億1645万株(前引けは5億3861万株)、売買代金は2兆1050億円(同1兆343億円)。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1449(前引けは1384)銘柄、値下がり銘柄数は654(同709)銘柄。

 また、東証33業種別指数は22業種(前引けは21業種)が値上がりし、値上がり率上位は、医薬品、繊維製品、サービス、電力/ガス、非鉄金属、化学、不動産、石油/石炭、小売り、空運、食料品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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