イワキが健康食品・化粧品などで豊富な自社企画商品のマルマンH&Bを完全子会社に

2020年11月21日 11:38

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ヘルス&ビュ-ティケア・健康食品事業で高い補完性・親和性

 イワキ<8095>(東1)は11月19日付で、マジェスティゴルフ株式会社(東京都千代田区)が保有するマルマンH&B株式会社(東京都千代田区)の全株式を取得し、マルマンH&Bを完全子会社とすることを決議し、マジェスティゴルフとの間で株式譲渡契約を締結した。株式譲渡実行日は2020年12月の予定とした。

 マルマンH&Bは、健康食品、化粧品をはじめとした豊富な自社企画商品を取り揃えており、さらにはドラッグストアやコンビニエンスストア、ディスカウントストアなど幅広い販路を有している。

■ダイレクトマーケティング事業の拡大などで両社のシナジー創出

 一方、イワキグループは、1914年の薬種問屋としての創業以来、「誠実」・「貢献」・「信用」を社是に、100余年間を通して、ヘルスケア及びファインケミカルのドメインを核に化粧品・機能性食品・化学品の分野へ展開を図り、現在ではCMC研究開発から原料製造、小売業まで幅広いバリューチェーンを構築している。

 そして、HBC(Health & Beauty Care)・食品事業においては、化粧品や食品、機能性食品の原料を製造企業へ販売する商社機能や薬局・薬店やドラッグストア向けに一般用医薬品や雑貨を卸売販売する機能、さらには自社企画化粧品の通信販売をおこなうダイレクトマーケティングの機能を有している。

 今般のマルマンH&Bの完全子会社化については、HBC・食品事業のバリューチェーンにおいて高い補完性・親和性があり、ダイレクトマーケティング事業の拡大が期待できる。さらには、イワキグループの経営資源・事業基盤を提供・活用するなどにより、両社におけるシナジーの創出が実現可能になる。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【注目銘柄】ロードスターは年初来高値に肉薄、海外不動産ファンド進出報道でバリュー株買いが再燃(2020/10/14)
【編集長の視点】AMBITIONは増益転換業績の確認を1Q決算開示時に期待して続伸(2020/10/21)
【注目銘柄】トーメンデバイスは決算発表を先取りし割安ハイテク株買いが再燃し急反発(2020/10/07)
【編集長の視点】綿半HDは分割落ち後安値も2Q決算発表を先取り巣ごもり関連株買いの好機(2020/10/13)
【注目銘柄】日電子材料は2Q決算発表を前に割安ハイテク株買いが再燃し反発(2020/10/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事