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米国株見通し:自律反発か、前日大幅安の反動で買い先行
記事提供元:フィスコ
*15:52JST 米国株見通し:自律反発か、前日大幅安の反動で買い先行
(16時30分現在)
S&P500先物 3,404.12(+10.62)
ナスダック100先物 11,525.38(+33.13)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は90ドル高。NY原油先物(WTI)は下げ渋り、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
26日の取引で主要3指数は大幅安。S&Pとナスダックは反落し、続落のダウは650ドル安で節目の28000ドルを割り込んだ。追加経済対策に関する与野党協議は難航し、早期実施期待の後退で売り優勢に。国内での新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、経済失速への警戒も売り要因。また、スペインやイタリアなど欧州での深刻なコロナまん延で、米国経済への影響も懸念された。ほぼ全面安のなか、原油安を受けたエネルギー株の下落が目立った。
本日は自律反発の見通し。今晩発表の経済指標のうち、耐久財受注(速報値)と消費者信頼感指数はほぼ前回並みと予想され、底堅い内容となれば前日大幅安の反動から買いが先行しそうだ。ただ、前日同様、コロナ再拡大で回復シナリオの見直しが必要との見方が強まり、買いは続かないだろう。また、引き続き追加対策への与野党協議が注視され、大統領選前の実施は困難との思惑が買いを抑え、指数の上昇は小幅にとどまろう。なお、個別銘柄では、決算発表のファイザーが注目される。《TY》
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