日本で設計なのに日本で発売されないコンパクトSUV「日産マグナイト」とは

2020年10月24日 11:47

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インドで発表されたコンパクトSUV日産マグナイト(画像:日産自動車の発表資料より)

インドで発表されたコンパクトSUV日産マグナイト(画像:日産自動車の発表資料より) [写真拡大]

 インド日産は21日、新型コンパクトSUV「日産マグナイト」のオンライン発表会をインドで行った。マグナイトの発売には触れられなかったが、現地の予想では2020年11月頃に60万ルピーから110万ルピー(日本円で約86万円から158万円)での発売が見込まれている。

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 日産マグナイトは、力強いデザインでどことなく廉価モデルのダットサンGOによく似たデザインだが、日本でデザインされインドのニーズに合わせた開発が進められてきた。

 エクステリアデザインは、薄型のプロジェクターLEDヘッドライトに、幅広の六角形グリル、LEDフォグランプ、そしてアグレッシブなL字型のデイタイムランニングライトが印象的だ。

 Aピラーはかなり寝ており、それに続くルーフは意外にも水平なので箱型のクルマの印象が強くなっている。ただし、フロントフェンダーとリアフェンダーはかなり押し出しが強く、力強いSUVデザインを強調している。

 リア周りは意外にシンプルなコンビネーションランプを採用しているが、シルバーとブラックの2色でデザインされたバンパーによりアグレッシブな雰囲気を作り上げている。

 インド市場では日産初となる4mを切る全長は、同市場での新たな日産復活を予感させる。というのも、インド市場で現在販売される日産車は、マイクラとサニーが撤退したため、キックスとGT-Rしかない。このことから、日産の新しいエントリーレベルのクルマとなる期待が高い。

 マグナイトは、インドで発売された後、世界に向けて順次販売が開始されるというが、日本での発売のアナウンスは入っていない。

 マグナイトには、1.0Lターボエンジンが用意されるが、特質すべきはGT-Rと同じミラーボアシリンダーコーティングを採用した点だ。これによりエンジン内部のフリクションが低減され、スムーズな加速と低燃費を実現した。

 トランスミッションは、5速マニュアルとCVTから選ぶことができ、低速からの太いトルクにより素晴らしい加速性能を実現しているという。

 安全性能も充実しており、日産独自のVehicle Dynamic Control(VDC)システムや電子ブレーキ力配分(EBD)、油圧ブレーキアシスト(HBA)といった装備が用意される。

 快適装備も豊富に用意があると発表しており、ワイヤレスAndroid AutoとAppleCarPlayをサポートする8インチのタッチスクリーン、7インチのデジタル計器クラスター、360度カメラが搭載される予定だ。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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