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23日の中国本土市場概況:上海総合1.0%安で3日続落、医薬・ハイテクに売り
*16:56JST 23日の中国本土市場概況:上海総合1.0%安で3日続落、医薬・ハイテクに売り
23日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比34.50ポイント(1.04%)安の3278.00ポイントと3日続落した(上海A株指数は1.04%安の3435.57ポイント)。
資金流出を警戒した売りが先行する流れ。中国・香港間の相互取引スキームを通じた売買では、の連日の本土株売り越しとなっている(22日は香港休場控え取次一時停止)。政策期待が根強い中、指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、引けにかけて再びマイナス圏に落ち込んだ。中国では週明け26日、重要会議の第19期中央委員会・第5回全体会議(5中全会)がスタートする。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、医薬品関連の下げが目立つ。金宇生物技術(600201/SH)が9.2%安、上海復星医薬集団(600196/SH)が5.4%安、薬明康徳(603259/SH)が3.9%安、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.6%安で引けた。
ITハイテク株も安い。情報技術サービスの上海宝信軟件(600845/SH)が6.3%、IC設計の上海韋爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が3.0%、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が2.3%ずつ下落した。食品飲料株、空運株、公益株、証券株なども売られている。
半面、銀行・保険株はしっかり。交通銀行(601328/SH)が1.3%高、中国平安保険(601318/SH)が1.7%高と値を上げた。自動車株、海運株、不動産株の一角も買われている。
一方、外貨建てB株相場は値下がり。上海B株指数が4.64ポイント(1.84%)安の247.06ポイント、深センB株指数が3.90ポイント(0.41%)安の942.08ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)《FA》
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