【株式市場】日経平均は後場一進一退に転じたが堅調に推移し反発、新上場の2銘柄は好調

2020年9月25日 16:13

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均は2万3204円62銭(116円80銭高)、TOPIXは1634.23ポイント(7.79ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億7479万株

 9月25日(金)後場の東京株式市場は、TDK<6762>(東1)や京セラ<6971>(東1)が値を消して始まり、日経平均は143円高で始まったあと本日最も低い水準になる66円84銭高(2万3154円66銭)まで値を消した。その後はNTTドコモ<9437>(東1)が持ち直し、ヤマトHD<9064>(東1)は自己株消却が好感されて一段ジリ高。日経平均も持ち直し、大引けは前日比で反発となった。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も反発した。

 後場は、SGホールディングス<9143>(東1)が昼に日立物流株式の一部売却にともなう純利益の再増額修正を発表し、一段高となりストップ高。THEグローバル社<3271>(東1)は株価低位のワーケーション関連株とされ次第高。レオクラン<7681>(東2)はオンライン診療の恒久化に期待とされて尻上がり。アクリート<4395>(東マ)は同社のIR情報専用の公式アカウントサービスをNTTドコモユーザーから順次開始が注目されて一段高。ディ・アイ・システム<4421>(JQS)はオンライン口座不正引き出し事件への対応で有利とかで一段高。

 15日は2銘柄が新規上場となり、STIフードホールディングス(STIフードHD)<2932>(東2)は初値2080円(公開価格1900円の9%高)のあと2280円まで上げ、後場は売買交錯となり大引けは2050円。I-ne(アイエヌイー)<4933>(東マ)は初値3250円(公開価格2890円の13%高)のあと3950円まで上げストップ高。後場はこの値に貼りついて高値引け。

 東証1部の出来高概算は12億7479万株(前引けは5億2763万株)、売買代金は2兆3709億円(同9861億円)。1部上場2176銘柄のうち、値上がり銘柄数は1622(前引けは1599)銘柄、値下がり銘柄数は471(同471)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位は、倉庫/運輸、ガラス/土石、輸送用機器、鉱業、電力/ガス、銀行、水産/農林、パルプ/紙、銀行、食料品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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