WDBココは高値更新の展開、21年3月期増収増益予想で上振れ余地

2020年9月23日 08:42

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 WDBココ<7079>(東マ)は、CROとして安全性情報管理サービスを主軸とする医薬品・医療機器の開発支援を展開している。21年3月期増収増益予想である。第2四半期以降に新規受注案件が寄与することを考慮すれば、通期予想に上振れ余地がありそうだ。収益拡大を期待したい。株価は上場来高値更新の展開となった。自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。

■医薬品・医療機器の開発支援

 19年12月東証マザーズに新規上場した。CRO(医薬品開発業務受託機関)として、安全性情報管理サービスを主軸とする医薬品・医療機器の開発支援を展開している。

■21年3月期増収増益予想

 21年3月期の業績(非連結)予想は、売上高が20年3月期比5.8%増の24億18百万円、営業利益が0.4%増の4億75百万円、経常利益が3.2%増の4億75百万円、純利益が8.6%増の3億32百万円としている。

 第1四半期は売上高が5億57百万円、営業利益が1億17百万円だった。新型コロナウイルスの影響は限定的で、既存案件が概ね堅調に推移した。

 第1四半期の進捗率は売上高が23.0%、営業利益が24.6%と概ね順調だった。第2四半期以降に新規受注案件が寄与することを考慮すれば、通期予想に上振れ余地がありそうだ。収益拡大を期待したい。

■株価は高値更新の展開

 株価は急伸して上場来高値更新の展開となった。目先的には過熱感もあるが、自律調整を交えながら上値を試す展開を期待したい。9月18日の終値は3930円、時価総額は約90億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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