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米国株見通し:上げ渋りか、トランプ政権の対中制裁に警戒感も
記事提供元:フィスコ
*16:36JST 米国株見通し:上げ渋りか、トランプ政権の対中制裁に警戒感も
(16時20分現在)
S&P500先物 3,006.12(+11.62)
ナスダック100先物 9,455.38(+48.88)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は100ドル高。欧州株高の波及も見込まれ、今晩の米株式市場は買い先行となりそうだ。
26日の主要3指数は堅調。3連休明けの取引でダウは529ドル高の24995ドルで取引を終えたが、一時25000ドルを回復している。多くの州が制限措置を緩和させるなか、経済の早期正常化への期待感から、新型コロナウイルスで打撃を受けたレジャー関連にも買いが広がった。また、この日発表された消費者信頼感指数は予想を下回ったものの、ほぼ前回並みの底堅い内容となり株買い要因となった。
本日も上昇基調を維持する見通し。世界的な制限措置の緩和を背景に経済の回復期待で買いが入りやすい。また、原油価格は買いが一服しているものの、高値圏の維持でエネルギー関連株は売りづらいだろう。ただ、中国政府の香港統治をめぐり、トランプ政権は中国の政府当局者や企業などへの制裁措置を検討しており、警戒感が広がれば一段の買いは抑制されよう。前日に比べ上昇幅は薄いとみる。《TY》
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