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SpaceX、同じロケット第1段で5回目の打ち上げに成功
SpaceXが18日に実施したFalcon 9ロケットによる第6回のStarlink打ち上げミッション(PDF)で、同じロケット第1段の5回目の使用に成功したそうだ(SpaceXのニュース記事、 The Vergeの記事、 GeekWireの記事、 動画)。
今回使用したロケット第1段は2018年7月のIridium-7 NEXTミッションと10月のSAOCOM 1Aミッション、2019年2月のNusantara Satuミッションと11月のStarlinkミッションで使用・回収されていたものだ。フェアリングは2019年5月のStarlink最初のミッションで使用・回収されていたものの再利用となる。
Falcon 9ロケットは日本時間18日21時16分にケネディー宇宙センターLC-39Aから打ち上げられ、およそ15分後に60基のStarlink衛星を予定軌道に投入。打ち上げは成功した。ロケット第1段は大西洋上のドローン船「Of Course I Still Love You」による回収が試みられたが、今回は失敗したようだ。イーロン・マスク氏の ツイートによれば、軌道投入に影響はなかったものの上昇時にエンジンが早くシャットダウンしたため、次のミッションまでに詳細な調査が必要とのこと。キャッチャーボート「Ms. Tree」と「Ms. Chief」によるフェアリングのキャッチも失敗したようだが、2つとも海上に着水後、回収されている。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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