釣り人にうってつけ ジムニーが登場 スズキが東京オートサロンに出展

2019年12月30日 16:25

印刷

「ジムニーシエラ マリンスタイル」(画像: スズキ発表資料より)

「ジムニーシエラ マリンスタイル」(画像: スズキ発表資料より)[写真拡大]

  • 「ハスラー ストリートベース」(画像: スズキ発表資料より)
  • 「スイフトスポーツ カタナエディション」(画像: スズキ発表資料より)

 スズキは、2020年1月10日から12日まで千葉県の幕張メッセで開催される、東京オートサロン2020の出品概要を公開した。スズキブースは、会場東のホール7の一番奥で、スバルブースの隣となる。

【こちらも】スズキ・ジムニー、人気の秘密はオフロード走行性能? いや、そのスタイルだ!

 目玉の展示車両は、1月20日に発売する新型ハスラーの「ストリートベース」と「シエラ マリンスタイル」に、スイフトスポーツの「カタナエディション」3台だ。そのほか新型ハスラーやクロスビーなど、合計10台が展示される。

■大人のマリンレジャーカー「ジムニーシエラ マリンスタイル」

 ジムニーシエラと聞いて多くがイメージするのは、アウトドアではないだろうか。それもそのはず、実際にジムニーユーザーはアウトドア用にカスタマイズする人も多く、絶大な人気を持っていることも知られている。

 そんなジムニーシエラに、スズキ独自のカスタマイズを加えたスタイルがマリンスタイルである。名前から想像される通り、マリンレジャーを目的とする車だ。

 注目すべき点は釣りに使用するロッドケースが、外装の一部となっていることだ。多くの釣り人が、ロッドは車の中に置く。もちろんロッドホルダーが車内用に多く販売されていることや、フロアに直置きするスペースが取れることが理由としてあげられる。

 マリンスタイルでは、ロッドケースを外装の一部として備え、メバリングやアジングといったこまめに移動し、釣行を行うランガンスタイルにも対応できるだろう。写真ではロッドケースの長さはおおよそルーフ部と同じといったところだろうが、伸縮ができると、1ピースロッドなど長めのロッドにも対応できるため、販売されるときは検討してほしいところである。

 また、内装はウェットスーツと同じ素材を用いるなどの工夫もしており、ダイビングや釣りなどマリンレジャーを趣味とする人にはうってつけの車ではないだろうか。多くのカスタマイズができ、優れた走行性能を備えた小型艇「S17」も同様に展示される。

■新型ハスラーをベースにした「ハスラー ストリートスタイル」

 若年層に人気のBMXやダンスなど、ストリートスポーツを楽しむ世代向けに提案した車がハスラー ストリートスタイルである。ボディカラーはマットカラーを使用することでコンテナをイメージし、ルーフはカーボン調とみられるカラーを採用した2トーンカラーである。

■スズキの代名詞でもあるバイク「KATANA」とのまさかのコラボモデル

 スイフトスポーツにKATANAのイメージを落とし込んだコンセプトモデルが、「スイフトスポーツ カタナエディション」だ。フェンダーをワイドにしたことで力強いスイフトスポーツを表現した。

 インパネや内装には熱を帯びたマフラーをイメージさせるグラデーションチタンが装飾されるなど、よりKATANAに近い仕様となっている。外装のカラーリングはシルバーにKATANAのレッドをところどころに配置し、アクセントとしている。(記事:キーパー・記事一覧を見る

関連キーワード

関連記事