テモナは底打ち、19年9月期営業増益予想

2019年7月19日 09:24

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 テモナ<3985>(東1)は、サブスクリプションビジネスに特化したEC支援企業で、リピート通販システム「たまごリピート」を主力としている。19年9月期営業増益予想である。株価は6月の上場来安値から反発の動きを強めている。底打ちして出直りを期待したい。

■リピート通販システム「たまごリピート」が主力

 サブスクリプションビジネスに特化したEC支援企業である。リピート通販システム「たまごリピート」「たまごリピートNext」を主力としている。健康食品や化粧品業界を中心にサービスを提供し、システム利用料、手数料、流通額に応じた成果報酬などが収益源となる。

 19年4月には「たまごリピートNext」のサービス名称を、BtoC事業者向け「サブスクストア」とBtoB事業者向け「サブスクストアB2B」に変更した。

■19年9月期営業増益予想

 19年9月期の非連結業績予想は、売上高が18年9月期比36.5%増の17億円、営業利益が5.4%増の3億21百万円、経常利益が6.5%増の3億44百万円、純利益が0.2%減の2億13百万円としている。

 第2四半期累計は、サービス利用アカウント数が伸長して前年同期比15.6%増収だが、開発費や人件費の増加で42.6%営業減益だった。また通期予想に対する進捗率は売上高41.2%、営業利益37.7%とやや低水準だが、下期に新たなオプションサービスの売上増加や大規模顧客向けカスタマイズ案件の売上計上を見込んでいる。通期ベースで好業績を期待したい。

■株価は底打ち

 株価(19年4月12日付で東証マザーズから東証1部に市場変更)は、6月の上場来安値403円から反発の動きを強めている。底打ちして出直りを期待したい。7月18日の終値は466円、時価総額は約51億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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