ポルシェ、ブランドの尖兵たるSUVカイエンにパワフルな462psのPHEVモデル登場

2019年5月8日 09:58

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記事提供元:エコノミックニュース

独ポルシェAGが公開したブランド旗艦SUV、カイエンの新しいプラグインハイブリッドモデル

独ポルシェAGが公開したブランド旗艦SUV、カイエンの新しいプラグインハイブリッドモデル[写真拡大]

 ポルシェAGは、新型カイエンEハイブリッドを導入する。カイエンの新しいプラグインハイブリッド(PHEV)モデルは、パワフルな3リッターV6エンジン(250kW/340ps)にエレクトリックアシストシステム(100W/136ps)を組み合わせ、340kW/462psのシステム総合出力を発生する。

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 同時にアイドリングをわずかに超える回転数から700Nmの最大トルクが得られるプラグインハイブリッドドライブによって、ニューカイエンEハイブリッドの0-100km加速タイムは5.0秒、最高速度は253km/hに達する。電気モーターのみによるEVモード航続距離は最長44kmで、最高135km/hでの走行も可能だ。NEDC準拠の平均燃料消費量は、3.4-3.2リッター/100km、つまり日本式に表現すると31.2km-29.4km/リッターの燃費で、平均電力消費量は20.9-20.6kWh/100kmとなる。

 ポルシェは、カイエンEハイブリッドの発売と同時に、コンフォート&アシスタンスシステム装備を追加して、その範囲を拡張した。日本仕様ではレーンチェンジアシストとアダプティブクルーズコントロール、パークアシスト、サラウンドビューカメラが標準装備され、新しいヘッドアップディスプレイ、マッサージシート、リモートコントロール付独立ヒーター、および22インチ軽合金製ホイールなどがオプションとなる。

 カイエンEハイブリッドは、ドライビングモードによって、ブーストアシスタンスの範囲とバッテリーの充電量が変化する。性能重視のスポーツとスポーツプラスモードでは、ブーストのためにほぼ全てのバッテリーエネルギーを使用することができる。しかし、スポーツモードにすると、バッテリーは新たなブーストに必要なだけの充電が行なわれ、他のモードでは、ブーストのエネルギーを制限して効率的な走行をサポートする。

 カイエンEハイブリッドのバッテリーテクノロジーは飛躍的な進化した。バッテリー容量は先代モデルの10.8kWhから約30%増加して14.1kWhとなった。水冷式リチウムイオンバッテリーは、車両のリアのローディングフロアの下部に搭載された。

 充電の管理およびモニタリングはポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)とポルシェコネクトアプリによって行なわれ、アプリからのリモート操作でチャージング開始時間の設定やバッテリー残量の確認もできる。また、エンジンが掛かっていないときでもスマートフォンを通じてオートエアコンの操作が可能だ。

 カイエンEハイブリッドのドライブトレインは一新された。新しいハイブリッドモジュールは、エレクトリックシステムと分離クラッチに統合された。先代のスピンドルアクチュエーターによる電気油圧式システムとは異なり、電気機械的に作動する分離クラッチによって素早い反応を示す。

 ポルシェ・トラクション・マネジメントシステム(PTM)によって、カイエンEハイブリッドは電子制御マルチプレートクラッチによるアクティブ制御4WDを備える。PTMは、広範なトルク配分によって、ドライビングダイナミクス、俊敏性、トラクションコントロール、およびオフロード性能に大きなメリットを生む。

 また、ポルシェ・アクティブサスペンションマネジメントシステム(PASM)が標準装備され、ハイブリッドモデルでは初めてポルシェダイナミックシャシーコントロール(PDCC)がオプションとして選択可能になった。

 新しいカイエンEハイブリッドの日本導入およびその時期、価格などについては触れられていない。(編集担当:吉田恒)

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