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KADOKAWA、取次経由せず迅速に書籍を書店へ
記事提供元:スラド
KADOKAWAは以前より大手書店などに対し直接書籍を配送する取引を行っているが、この動きをより広げる方針のようだ(日経新聞)。
雑誌や書籍の流通に関しては、出版社は取次と呼ばれる仲介業者を経由して書店に商品を卸すのが一般的だった。しかし、こういった流通形態では書店で注文された商品が書店に届くまで1~2週間かかるケースもあり、より迅速に注文した商品が届くネット書店に顧客を奪われる一因となっていた。
KADOKAWAは所沢に流通拠点を整備しており、これを活用してより迅速に書店に商品を届けるという。KADOKAWAは自社での書籍のオンデマンド印刷についても計画を進めており(今年1月の報道)、需要に応じて柔軟に印刷と配本を行う仕組みも構築していくようだ。なお、取次が完全に排除されるわけではなく、直接商品を書店に卸した場合でも、その支払いなどについては今後も取次経由で行う方針だという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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