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一段の上昇には材料が欲しいところ/後場の投資戦略
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;22009.01;+288.76TOPIX;1764.77;+27.40
[後場の投資戦略]
日経平均は22000円を回復したことから、一部のテクニカル指標は陽転シグナルを発生させている。円相場は1ドル106円10銭台と円高に振れて推移しているが、薄商いの中を先物主導で上昇しているため、警戒している動きはみられていない。週明けの米国市場はプレジデンツデーの祝日で休場となるため海外勢のフローは限られているため、薄商いの中を先物主導のインデックス買いで大きく動きやすい面もある。一方で、ロシア疑惑問題などへの警戒も高まらない状況のようである。とはいえ、節目の22000円回復でいったんは達成感が意識されやすく、自律反発の範囲内であろう。ここからの一段の上昇には材料が欲しいところである。
物色としては指数インパクトの大きい値がさ株を睨みながらとなるが、足元の急落等でイレギュラー的に下げていた銘柄も多く、その中で業績を改めて評価する動きなどが意識されそうだ。(村瀬智一)《AK》
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